当ページではAGA治療薬ファイザーについて解説しています。
ファイザーがどんな医薬品なのか知りたい、ファイザーの効果や副作用。プロペシアなどとの違いが知りたいという貴方は最後までご覧ください。
ちなみにこのファイザーはAGA治療薬の中では、比較的安価な医薬品として有名です。資金的に余裕がない人には最適です。
記事の目次
プロペシアのジェネリック医薬品がファイザーとは
ファイザー株式会社が提供する、プロペシアのジェネリック医薬品がファイザーです。
つまりファイザーについて知る前に、まずはプロペシアについて知る必要があります。
プロペシアとは、SD社(旧万有製薬)から発売されている世界的にも有名なAGA治療薬です。成人男性の薄毛の原因の約9割を占めるAGA(男性型脱毛症)の抑制効果のあるお薬です。今現在、様々な医療現場で活躍しているお薬です。
つまり世界的に有名なAGA治療薬のジェネリック医薬品が、このファイザーだということです。ご理解いただけたでしょうか。
ここで話を戻しましょう。このファイザーの特徴としては、基本的には先発品のプロペシアの内容とほぼ変わりません。
ですが誤飲を防ぐための読みやすいフォントが、パッケージや箱に書かれている薬の表示に使われているなどの、提供しているファイザー株式会社側の細かい工夫が見られます。
服用に関しては、基本的には先発品のプロペシアと同様です。食前食後に毎日1回1錠を服用しますが、24時間周期での服用が効果的です。
女性の服用は禁じられており、男性のみの服用が可能となっています。また20歳未満の未成年の服用も禁じられております。一緒に飲み合わせてはいけない、併用禁忌薬は特にはないようですが、薬自体を自分で割って飲んだりはしないようにしましょう。
薬の効果としては、円形脱毛症などにはほとんど効果が少なく、あくまでAGAの症状改善に効果がある薬なのです。
プロペシアと同様で、早い人では3ケ月で、一般的には6ヶ月で効果があらわれるとも言われています。毎日の服用で効果があらわれるのですが、途中で服用をやめてしまうと効果がとまってしまうことがありますので、継続して服用してください。
ファイザーはプロペシアと比較するとここが違う
ファイザーは基本的には先発品のプロペシアとほぼ同じ薬なのですが、ファイザーはプロペシアと比較すると異なる点が3つあります。
- 誤飲を防ぐための処置がされている
- 添加物に若干の差異がある
- 価格がプロペシアよりも安い
これらのついて少し掘り下げて解説していきましょう。
1.誤飲を防ぐための処置がされている
先ほどご紹介しましたが、ファイザー製薬の独自の取り組みとして、箱やパッケージの表記方法に工夫がされています。
これは誤った投与や誤飲を防ぐために取られた措置のようで、読みやすさを追求した書体、フォントが使用されています。
低視力状態の方でも読みやすいように、伝わるフォントというものが使用されています。薬の改ざんや偽造を防止するために、薬のパッケージには微小なマイクロ文字が印刷されています。
2.添加物に若干の差異がある
またプロペシアと、ファイザーはそれぞれに配合されている添加物には若干の違いがあります。具体的には以下のようになっています。
《プロペシア・MSD》主成分/フィナステリド1mgその他添加物:結晶セルロース、乳糖水和物、部分アルファー化デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、タルク、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ
《プロペシアジェネリック・ファイザー》主成分/フィナステリド1mgその他添加物:無水乳糖、アルファー化デンプン、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、ポビドン、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、マクロゴール400、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、マグロゴール6000、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄、黒酸化鉄
本文引用:AGA治療薬~これが一番効く?プロペシアジェネリック(フィナステリド)について~【バイアグラ・プロペシア処方の新橋駅前クリニック】
以上のような違いが存在します。ただここで重要となるのは、添加物が違うからと言って効果には差が生じないということです。
厚生労働省が発表している「ジェネリック医薬品への疑問にお答えします~ジェネリック医薬品 Q&A~」では以下のように明記されています。
ジェネリック医薬品と先発 医 薬 品とは、有効性や安全性について基本的に違いはありません。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と異なる添加剤を使用する場合が多くありますが、先発医薬品が上市後に添加剤を変更する場合と同様に、添加剤の違いによって有効性・安全性に違いが生じないことを確認しています。
つまり添加物により、効果や作用が異なるということはないということです。一応添加物が違うということだけは、知識として持っておくと良いと思います。
3.プロペシアよりファイザーの方が安い
ヘアメディカル | AGAスキンクリニック | |
---|---|---|
プロペシア30錠(一か月分) | 6,500円 | 7,000円(初回4,200円) |
ファイザー30錠(一か月分) | 6,000円 | 6,000円(初回4,200円) |
主要クリニックを比較するとわかるのですが、プロペシアよりもファイザーの方が価格は若干安いです。
料金の差は500~1,000円程度の差なのですが、長期的に服用するとなると、そこそこ大きな差となってきます。覚えておくと良いでしょう。
ファイザーを処方して貰うならAGA病院へ
ファイザーを処方して貰うなら、一度AGA病院へ受診してください。
ファイザーは先発品のプロペシアと同様で、AGAのための治療薬ですから、AGA病院での専門の医師による処方箋が必要となってきます。
日本国内の規則では、ファイザーを通販で販売する行為は禁止されており、必ず医師の処方にもとづいて、薬局か院内で受け取ることになっています。
ファイザーを使用したAGAの治療は非常にデリケートな処方となっておりますので、AGA専門の医師のいる病院を必ず受診するようにしてください。
ファイザーは必ず専門医元で服用することが大事
AGAの症状によっても薬の処方や治療の方法が異なってきますので、AGAの症状が発症したら、決して独自の自己判断をせずに必ず専門の医師のカウンセリングを一度は受けるようにしましょう。
理由としては専門医の元でないと、副作用が発生した際に適切な対処が出来ないからです。詳細は「把握しておきたいAGA治療の副作用について」をご覧ください。
またAGA治療薬は継続して使用することが大切になってきます。
途中で薬を中断した場合は、効果がなくなってしまうケースもあるので、遺伝だから仕方がないなどと諦めたりせずに、根気よく治療を続けてください。そのためにもAGA病院での治療をおすすめします。
プロペシアのジェネリック医薬品がファイザーのまとめ
- ファイザーはAGA進行抑制薬
- ファイザーはプロペシアのジェネリック医薬品
- プロペシアとは表記・添加物・価格が異なる
- ファイザーの処方はAGA病院が安全
以上がAGA治療薬ファイザーのまとめになります。
プロペシアよりも安価であるため、幅広い層から支持されているファイザーですが、安全に服用するとなると専門医による診断・指導が必須です。
ファイザーの使用を検討しているのであれば、AGA病院を受診しましょう。おすすめのAGA病院は以下の関連記事でご紹介しています。
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