こちらではてっぺんハゲの原因と、正しい改善方法について解説しています。
日本人に非常に頭頂部の薄毛ですが、その原因がAGA(男性型脱毛症)であることはあまり知られてはいません。
当ページではそんなAGAの治し方についても解説しています。当ページをご覧になって、てっぺんハゲを対策していきましょう。
記事の目次
放置したらザビエルに!?てっぺんハゲを引き起こす5つの原因とは
てっぺんハゲは症状が進行すると、見た目がとても残念な感じになるので、素早く対処をする必要があります。
そしててっぺんハゲを引き起こす原因は、大きく分けて5つあるのでそれぞれ確認しましょう。
- AGA(男性型脱毛症)
- 生活習慣の乱れ
- 精神的なストレス
- 血行不良
- 頭頂部への外的な刺激
これらについて詳しく解説していきます。
1.AGA(男性型脱毛症)
てっぺんハゲを引き起こす、最大の原因は男性型脱毛症(AGA)です。
AGAは体内で発生するDHTという男性ホルモンが悪さをして、薄毛を引き起こすものです。
人の体内には元々テストステロンという男性ホルモンが存在していますが、これは別に薄毛を引き起こすことはしません。
しかし5αリダクターゼという酵素の一種と結びつくことにより、テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)という物質に変化してしまいます。
このホルモンは男性器の形成や成熟に必要なホルモンなのですが、思春期を終えて役目を終えたDHTは髪の毛に悪影響を与え始めます。
DHTは毛根のヘアサイクルを乱す指令を発し、髪の毛の成長期間を縮めてしまいます。
正常に育てなくなった毛髪は成長しきる前に抜け落ち、DHTの影響下にある毛根は徐々に生命力を失いやがて消失してしまいます。
AGAの症状にはいくつかの特徴がありますが、てっぺんハゲもAGAの代表的なタイプです。
頭頂部から薄毛が進行しており、髪の毛が細毛化・軟毛化している場合は、このAGAを疑いましょう。
2.生活習慣の乱れ
てっぺんハゲは生活習慣の乱れによっても発現することがあります。その中でも食事と睡眠については質と量を確保しなければなりません。
すなわち、正しい栄養補給と休息です。
髪の毛も食事で取られる栄養を元にして作られるので、偏った食事では十分な栄養が補給できず健康な毛髪が作られません。外食やコンビニ弁当が中心の場合は要注意です。
そして睡眠については単に睡眠時間を確保するだけでなく、その時間帯も重要です。
夜10時から夜中2時ころまでは人の体内で成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯で、怪我からの回復や体が成長する力が最も強くなる時間です。
髪の毛もこの時間が時間帯が一番成長するので、育毛ゴールデンタイムと呼ばれます。この時間帯に質の良い睡眠が取れていない場合は薄毛の原因になります。
3.精神的なストレス
適度なストレスは必要ですが、現代社会では過度なストレスにさらされることが多いですね。
しかも解決が難しい問題が多いため、継続したストレスを受け続けることになりがちです。
過度なストレスは人の生命力や活力を奪ってしまいますから全身的に負の作用を受け、髪の毛の健康も損なってしまいます。
ストレスは過緊張による頭皮の血行不良を招き、てっぺんハゲを誘発します。
4.血行不良
ストレス由来の血行不良もありますが、その他の要因でも血行不良を招くことがあります。運動不足や頭皮のマッサージ不足などです。
髪の毛は毛根が血管を通して受け取る栄養で作られますから、血行不良は栄養不足を招いて毛根の活性力を落とします。
ヘアサイクルの成長期においても栄養がなければ健康な毛髪は作られませんから血流の確保は重要です。
頭皮はただでさえ毛細血管が収縮しやすい箇所ですが、その中でも頭頂部は心臓から最も遠い部位のため血の流れが滞りやすいので、てっぺんハゲが起きやすくなります。
5.頭頂部への外的な刺激
頭頂部は直射日光による紫外線の影響を受けやすい部位ですから、その悪影響も出やすくなります。
日焼けが健康の象徴だった時代は過ぎ、今では紫外線の悪影響が知られるようになってきましたが当然頭皮にもダメージを与えます。
こういった外的な刺激によって土台となる頭皮がダメージを受ければ当然ハゲが助長されてしまいます。
てっぺんハゲの改善方法・治し方について
では具体的にどのようにてっぺんハゲに対処していけば良いのか見ていきましょう。
1.生活習慣の改善
生活習慣の改善は、てっぺんハゲを含む全てのハゲ対策の基本です。
健康な毛髪は健康な体から生み出されますから、体全体の生命力を維持するためにも食事や睡眠の確保には気を配りましょう。
一人暮らしや料理下手などで栄養バランスのとれた食事が難しい場合には、育毛サプリメントの利用が効果的です。
髪の毛の材料であるタンパク質の摂取も大切です。ダイエットなどで取りずらい場合は大豆や魚などで補いましょう。
そして上記で紹介した育毛ゴールデンタイムの時間帯には睡眠に入っている必要があるので、9時半ころまでには床に就いてリラックスできる体制に持っていきましょう。
それが無理なのであれば、質の高い睡眠をとれるように努力しましょう。
2.頭皮マッサージ
頭頂部は頭皮の中でも血行不良が起きやすい部位ですから、意識的にマッサージしてあげることでこれを解消してやる必要があります。
指の腹を使ってマッサージしますが、あまり強い力は不要です。ゆで卵が潰れないくらいのソフトな力で構いませんので、できるだけ高頻度で行うようにします。
マッサージの際には育毛剤を使用することで、その効果を高めることができます。
血行促進成分が入った育毛剤と、マッサージの併用は強力に血行を回復してくれます。
3.AGAに効く育毛剤の使用
AGAに効く成分が配合された育毛剤の使用も検討してみましょう。
AGAは体内のDHTが原因で発生するとお伝えしましたが、育毛剤に配合された成分にもDHTの生成を抑制する働きを持つものがあります。
病院で処方されるものよりは効果は穏やかですが、それでも継続して使用することでてっぺんハゲに有効に働いてくれるでしょう。

4.AGAクリニックへ通う
てっぺんハゲの症状が進んでしまった場合には、自宅療法では対処が難しいので素直にAGAクリニックに通った方が賢明です。
専門クリニックでは毛根が完全に死んでいない限り、弱った状態からであっても時間をかけて復活させることが可能です。
AGAの特効薬であるフィナステリド製剤や、ミノキシジル製剤による投薬治療によりてっぺんハゲを改善してくれます。
副作用があり、通院する必要性はありますが、早急に確実にてっぺんハゲを治療したい方はAGAクリニックによるAGA治療を検討してみましょう。

てっぺんハゲの対策方法まとめ
てっぺんハゲの対処は初期の段階で如何に行動するかが重要です。
基本となる生活習慣や育毛剤を使った日々の頭皮ケアを敢行することで、初期段階のてっぺんハゲには自己対処も可能です。
その場合は改善効果の高い育毛剤の使用が奨められます。
それでも症状の進行が止まらない場合や、すでに進行したてっぺんハゲの場合はAGAクリニックに相談する必要があります。
そうならないためにも日々のケアは怠らないようにしましょうね。ともあれ最初は育毛剤からケアを始めてみてはいかがでしょうか?
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