こちらでは、m字はげに悩む男性向けの治療方法を解説しています。
m字はげを治療する方法は複数存在します。それらの治療法を、m字ハゲの進行状態に応じて変更したり、組み合わせることが重要です。
最近になって生え際が薄くなってきて悩んでいる。m字のラインが後退してきて危機感を感じている。そんな貴方は最後までご覧になってください。
記事の目次
成人男性のm字はげの原因について
m字ハゲの治療方法を解説する前に、まずはm字はげの原因を理解をしておきましょう。
m字ハゲの適切な治療を行うためには、まずは正しい原因を把握しておくことが何よりも重要です。原因を正しく理解していないと、根本的な対策が取れないからです。
既にご存知の情報が登場するかもしれませんが、知らなかった場合は非常にまずい知識なので、おさらいの意味を込めて解説します。
1.AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)の代表的な症状が、このm字はげです。
AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。
一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
抜け毛が進行し、うす毛が目立つようになります。
AGA(男性型脱毛症)は発症すると、髪の毛がどんどん細く弱々しくなっていきます。その後、頭頂部や生え際から脱毛が始まっていきます。
AGAは男性ホルモン(テストステロン)と、頭皮に存在する5αリダクターゼという酵素と結合すると生成されるDHTによって引き起こされます。
そしてAGAの症状に個人差があるのは、5αリダクターゼという酵素の生成量に個人差があるからです。
AGA(エージーエー)の人は全国で1,260万人*、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。AGA(エージーエー)は進行性です。何もせずにほうっておくと下記のグラフのように髪の毛の数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。そのためAGA(エージーエー)は早めのケアが大切です。
*20~69歳成人男性4200万人の約3人に1人
またAGAが発症している人は、全国に1,260万人もいるとされています。
そのためAGAは非常に身近な脱毛症状であると言えます。ちなみに貴方がAGAかどうかは簡単なセルフチェックで判るので、興味のある方は試してみてください。

2.生活習慣の乱れ
m字はげの原因として、軽視してはいけないのは生活習慣の乱れです。
抜け毛や薄毛の原因となる生活習慣の乱れとしては、以下の8つが挙げられます。
- 食の欧米化
- 暴飲暴食
- 睡眠不足
- 乱れた生活リズム
- 肥満
- 運動不足
- 喫煙習慣
- 過度の飲酒
過度の飲酒は、育毛に必要な亜鉛などの栄養素を過剰に消費してしまうため育毛には悪影響ですし、睡眠不足や生活リズムの乱れも髪の毛の発育には悪影響を与えます。
また食事も非常に重要です。外食や欧米食ばかりを食べていると、栄養バランスが偏ってしまいます。育毛は栄養バランスの良い食事が必須となります。
また肥満や運動不足、喫煙習慣なども血行を悪くするので、抜け毛の原因となります。
この生活習慣の乱れは、AGA発症や進行の要因なので注意が必要です。ですからm字はげに悩んでいる方は、まずはこの生活習慣の改善を行いましょう。
3.精神的なストレス
また精神的なストレスも、m字はげを助長させる原因となります。
ストレスがたまると髪の毛の発育に必要な亜鉛を大量に消費してしまうため、m字はげを助長してしまう原因となってしまいます。
ストレス性脱毛症のように、ストレスが直接的な引き金となって発症してしまう脱毛症もありますが、こちらはm字ではなく斑に抜けるのが特徴です。
現代社会でストレスを無くすのは実質的に不可能なのですが、適度な運動やアロマテラピーなどを行うことによって、ストレスの軽減は可能です。
m字はげの具体的な改善方法とは
こちらではm字はげの具体的な改善方法をお伝えします。参考にしてください。
m字はげの治療方法はAGAの進行状態によって変わる
画像引用:AGA(エージーエー)ってなに?|AGA-news
m字はげの適切な治療方法は、根本原因であるAGAの進行状態によって異なります。
こちらの図のご覧になっていただいて、貴方の髪の毛の状態がどれに分類されるかを確認してください。
それによって適切な治療方法が変わってきます。では早速、m字はげの治療方法について解説をしていきましょう。
1.生活習慣の改善を行う(Ⅰ~Ⅶ)
まず大事なことですが、生活習慣の改善を行いましょう。
先ほど紹介した抜け毛の原因となる生活習慣を止めることが重要です。特に喫煙習慣だけは絶対にやめるべきです。
タバコに含まれるニコチンには毛細血管の収縮作用があるため、育毛に必要な栄養素が髪の毛まで届かなくなる、老廃物の排出が滞るなどの多大な悪影響があります。
生活習慣の改善は劇的な育毛効果は見込めません。しかし抜け毛を防いで、発毛するためには大変重要です。全ての進行状態で取り入れるべき治療法です。
2.育毛サプリを服用する(Ⅰ~Ⅲ)
仕事の関係で外食や飲み会などが多く、食生活の改善が難しい場合は育毛サプリメントを服用しましょう。
育毛サプリには育毛に必要な亜鉛、タンパク質、アミノ酸、各種ビタミン、ミネラルなどが配合されています。
またAGAに有効とされているノコギリヤシも配合されており、m字はげに悩んでいる方には一度検討して見る価値は有ると思います。
3.育毛剤を使用する(Ⅰ~Ⅲ)
自宅で出来るm字ハゲ対策としては、育毛剤を使用するという方法もあります。
体の内部から効く育毛サプリに対して、こちらの育毛剤は体の外部から毛根直接働きかけるタイプになります。
キャピキシルやヒオウギエキスなど、m字はげの原因となるAGAを抑制する働きのある成分や、血流改善による育毛促進成分が配合されている育毛剤を選びましょう。
これらの育毛剤は副作用がほぼ無いのがメリットです。そのため手軽に試すことが出来るのが魅力ですね。詳細は以下の記事をご覧ください。

4.ミノキシジルを使用する(Ⅲ~Ⅳ)
発毛治療薬ミノキシジルを使用するという方法です。
国内でのミノキシジルの正規の入手方法としては、大正製薬が販売しているリアップシリーズを購入することが挙げられます。
他にも個人輸入でカークランドロゲイン、より強力な内服薬ミノキシジルタブレットを入手するという方法もあります。
ただし効果が強力であるため、ミノキシジルには副作用が存在します。ですから後述するAGA治療専門のクリニックで、処方して貰う方法を一番推奨します。
5.フィナステリドを服用する(Ⅲ~Ⅳ)
m字はげの原因である、AGA抑制薬フィナステリドを服用するという方法です。
フィナステリドには、国内で認可されているプロペシア意外にも、ファイザー、プロスカー、フィンペシアなどが存在します。
これらの医薬品は主成分は同じなのですが、添加物や製造元、価格に違いが存在します。
m字はげの治療をする際には押さえておきたい医薬品です。ただし効果が強力なので、フィナステリドにも副作用が存在します。
そのため後述するAGA治療専門のクリニックで、処方して貰う方法を推奨します。
6.AGA治療専門の病院・クリニックに通う(Ⅲ~Ⅴ)
AGA治療の専門のクリニックに通うという選択肢です。
m字はげの治療に効果的な医薬品であるミノキシジルとフィナステリドを処方して貰うのであれば、AGA治療専門のクリニックがおすすめです。
理由としては以下の3つが挙げられます。
- 専門医の診断により確実性の高い治療が受けられる
- AGAに有効な医薬品の副作用を抑えられる
- 発毛して来たら徐々に減薬して、自然発毛までステップアップ出来る
これらのメリットが存在するため、一度検討して見ると良いでしょう。

7.自毛植毛の病院・クリニックへ通う(Ⅳ~Ⅶ)
最終手段としては、費用は高額となってしまいますが自毛植毛があります。
価格は100~200万ほどかかってしまいますが、m字はげがかなり進行している場合は、この自毛植毛しか有効でないケースも存在します。
非常に高額ですが、医療ローンを組むことで分割してお支払いすることも可能です。どうしても自分の髪の毛を復活させたい場合は検討して見ましょう。

m字はげを治したいあなたに最適な方法まとめ
以上がm字はげを治したいあなたに最適な治療方法のまとめです。
こうして見てみると様々な方法があることがわかりますね。それぞれの方法にメリット・デメリットが存在するので優劣を決めることはできません。
ですからm字はげの進行状態に応じて、適切な治療方法を選ぶのが賢い選択です。
ただし悩んだのであれれ、AGA治療専門のクリニックに通う方法をお勧めします。生え際の薄毛の発毛は病院でないとなかなか難しいからです。
ちなみにm字はげ治療に最適な病院選びは、以下の記事がおすすすです。

コメントを残す