転職エージェントは多々ありますが、有名なエージェントの一つにマイナビエージェントがあります。
マイナビというと新卒採用のイメージが強く根付いていますが、実は中途採用の領域も力を入れています。
この記事では、転職活動者の視点でマイナビエージェントのサービス内容や評判を解説していきます。
転職を考える皆さんがマイナビに登録するかどうか決めるのに大いに役立つでしょう。
記事の目次
1.マイナビエージェントの
概要
まずは、マイナビエージェントの運営会社、サービス内容、強みや弱みといった特徴などの基本概要を押さえておきましょう。
1-1.運営会社
マイナビエージェントは株式会社マイナビによって運営される人材紹介サービスです。
株式会社マイナビはマイナビエージェントの他に、中途採用のマイナビ転職、新卒採用、アルバイトやパート、派遣、ウェディング、進学まで幅広い人材サービスを提供しています。
新卒の就職活動では多くの学生がマイナビのサービスを利用しており、転職活動をする皆さんも耳にしたことがあるでしょう。
運営会社であるマイナビは言わば人材を扱うサービスのプロであり、人材に関する情報量が豊富であることが強みです。
1‐2.マイナビ転職との違い
マイナビエージェントとマイナビ転職、2つのサービスの違いはどこにあるのでしょうか。
マイナビエージェントは、求人のうち約8割が非公開案件です。また、エージェントによる転職活動のサポートがあります。
それに対し、マイナビ転職は、幅広い業界の求人を多数掲載しており、応募は自ら行って選考に進む形態をとっています。
マイナビエージェントに登録すると、転職活動のサポートが得られるという点が大きな違いです。
エージェントが希望企業、希望職種、希望条件などを細かくヒアリングし、応募者に会った求人を紹介してくれます。
1‐3.強みと弱み
マイナビエージェントの強みと弱みにはどういった点があるのでしょうか。強みと弱みをそれぞれ解説します。
1‐3‐1.強み
マイナビエージェントの強みは、中小企業を中心に求人数が充実している点です。
また、扱っている求人は第二新卒や若手の募集枠も多いため、若い世代の転職活動にも有効です。
エージェントがフレッシュで親身になって転職活動のサポートをする点も見逃せません。
更に、小さい企業にもしっかりと能動的に訪問・営業しているため求人が充実しており、新卒でマイナビを使っていた企業が第二新卒でもマイナビを利用するケースも多々あります。
以上の点から、20代~30代や中小企業への転職希望者に特におすすめです。
1‐3‐2.弱み
それでは、マイナビエージェントの弱みはどこでしょうか?
マイナビエージェントは人材紹介サービス後発であるため、リクルートエージェントやDODAと比較すると、求人数では劣ってしまいます。
また、抱えている求人案件の中で大企業の求人が少ない傾向にあります。
また、サービス会社共通の傾向ではありますが、担当によってエージェントの質に差がある場合があります。
とにかく求人を多く見たい方や大手会社への転職を目指す場合は、大手エージェントとの併用をすることでより効率的に転職活動ができます。
また、エージェントは相性があるため、マイナビエージェントでは変更ができます。
2.マイナビエージェントが
扱う求人数や職種は?
マイナビエージェントの保有している求人を具体的な数字で見てみましょう。
2018年2月時点で公開求人は約6000件、そして登録した方だけが見ることのできる非公開求人は約1万件です。
非公開求人の件数は圧倒的に多く、登録の価値があるでしょう。
保有求人のうち最も多い業界はメーカーで、全体の約25%を占めています。次いでIT・通信が約20%、インターネット・広告が約19%です。
求人数が多い「メーカー/製造業」や「IT/通信業界」は、全国的に需要が高い業界です。
反対に求人数が少ないのは「サービス業」「商社」「金融業界」などの専門業界です。
業界で見ると、一般職で転職活動をしたい人に向いています。
職種で見た場合、最も多いのはSEで約30%、次いで経営・事務系が約20%、そして営業が約16%を占めています。
3.実際にマイナビエージェントを利用した評判とは
実際にマイナビエージェントを利用した方々から寄せられた良い評判と悪い評判を紹介します。
良い評判としては、エージェントの業界知識が豊富でサポート力がある、保有求人の質が良い、IT系の転職に強い、女性や若手の転職に強い、自分のペースで転職活動ができる、また、エージェントのレスが早いなどの声が上がっています。
反対に悪い評判としては、求人数が他と比べて少ない、ハイクラス求人が少ない、関東圏に求人が集中している、エージェントによってサービスの質に差がある、サービスが無期限のため活動的でないと放置される、などの声があります。
求人数の少なさや求人の募集地域が限られる場合は、大手転職エージェントやエリア特化型の転職サイトと併用することで不安を打ち消すことができます。
4.マイナビエージェントで内定を決めるまでの流れとは?
転職活動は初めての方も多く不安がつきまといますが、マイナビエージェントに登録してから内定が決まるまでの流れを押さえておきましょう。
4‐1.マイナビエージェントサービスに登録
マイナビエージェントサービスに登録するには、まずプロフィール、学歴、職務経歴を入力します。
具体的な業務の内容や役職経験の有無、それらを踏まえて今後どのような仕事をしていきたいかなど、情報が細かいほどより多くの求人を紹介してもらいやすくなります。
キャリアカウンセリングでは、キャリアアドバイザーと1対1で直接または電話で面談し、キャリアの棚卸、アピールにつながる長所、転職の目的と希望条件を確認し、転職活動をするにあたって大切な核となる部分を明確にしていきます。
この面談を通して自分の希望を明確にし、自分の弱みや強みを再認識することができます。
4‐2.応募手続き・書類添削・面談対策
応募する案件が決まると、キャリアアドバイザーによって応募手続きが進められます。
応募書類は、業界専任のキャリアアドバイザーが添削してくれます。
企業が書類のどこを見ているかに着目し、的確なアドバイスで採用担当者にアピールできる応募書類に仕上げることができます。
また、面談対策として、応募先の企業によっては過去の質問内容を事前に共有でき、模擬面接で実践的な練習を積むことも可能です。
面接後はマイナビのキャリアカウンセラーが応募者の評価されたポイントなどについて企業からフィードバックを受けられるので、見直すべき点があれば改善することができます。
そのため不採用だった場合も、次回以降の面接には改善して臨めます。
4‐3.内定・退職交渉・入社
面接がうまくいき内定が出た後も、マイナビエージェントのサポートは終わりません。
利用者が現職の退職に向けた社内調整に集中できるよう、転職先と給与や待遇などの交渉、勤務開始日の調整なども希望によってエージェントが代行してくれます。
自分ではなかなか言い出しにくい新しい勤務先との交渉を行ってくれるのは心強いサポートです。
また、退職に伴う手続きや関係者への挨拶など、転職の内定後にやらなければいけない手続きについてもエージェントがアドバイスし、新しい職場へ安心して移れるようサポートしてくれます。
5.若い世代の転職に強いマイナビエージェントに登録しよう
マイナビエージェントは若手の応募枠も多数保有し、登録から内定後まできめ細かな個別サポートを行うエージェントです。
若い世代が転職を効率よく成功させるためには、豊富な求人と業界に精通したエージェントのサポートが必要です。
転職経験の少ない20~30代でも、エージェントによる模擬面談や求人案件の案内、応募書類へのアドバイスなどを味方にして転職活動に挑むことができます。
転職が気になっているあなたは、ぜひマイナビエージェントへ登録し希望の転職を実現しましょう。
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