ここではリクナビネクストのサービス内容や評判、実際の使い方について説明していきます。
キャリアアップはもちろん、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上など様々な目的で転職を希望する人が増えています。
一生同じ会社に勤めるというかつてのような考えは多数派でなくなり、今や転職活動は社会人にとって当たり前の選択肢となっています。
特に転職サイトを使った転職活動が主流となっており、その中でもリクナビネクストは転職希望者の約8割が利用する代表的な転職サイトです。
記事の目次
リクナビネクストとは何?
転職活動を行う際には、利用する転職サイトについても十分に知っておくことが必要です。早速、リクナビネクストの概要やサービス内容についてみていきましょう。
1-1.運営会社の概要
リクナビネクストを運営しているのは株式会社リクルートキャリアです。
株式会社リクルートの人材採用系事業(HRカンパニー)と株式会社リクルートエージェントの統合により誕生した会社です。
新卒の就職活動「リクナビ」やキャリアアドバイザーが就職・転職活動をサポートする人材紹介サービス「リクルートエージェント」が有名です。
ほかにも就職情報サイト「就職ジャーナル」など多岐にわたるサービスを展開するなど日本最大級の人材活用サービスを提供する会社であり、安心して利用することができます。
1-2.サービス実績
実際に転職したビジネスパーソンの約8割がリクナビネクストを利用しており、転職業界のシェアは圧倒的にナンバーワンです。
そのため企業からの依頼も絶えず、5000件を超える求人案件が常時公開されています。
規模だけでなく、転職者からの評価も高いのがリクナビネクストの特徴で、2015年オリコン日本顧客満足度ランキングでは転職サイトNO.1に輝いています。
求人数の多さなど、転職活動における様々な実績から、リクナビネクストは転職市場において非常に大きな影響力を持った転職サイトといえます。
これから転職活動を始めようという方におすすめの転職サイトです。
1-3.サービスの特徴
リクナビネクストでは、求人案件の検索はもちろん、応募から内定まで全て無料で利用することができます。
また、サイト内ではリクルートグループならではの膨大な就職・転職のノウハウが活用されていることも大きな特徴です。
近年は様々な転職サイトが立ち上がっていますが、それらとは比較にならないほどの充実した内容のサービスが提供されています。
そのため、社会人歴の長いベテランやキャリアが豊富な方はもちろんのこと、社会人歴が浅く転職活動が不安だという方まで安心して使うことが可能です。
中途採用向けの王道・スタンダードといえる転職サイトです。
リクナビネクストに登録する
メリットとデメリット
転職活動を成功させるためには、転職サイトの特徴をきちんと把握しておくことが大切です。
ここではリクナビネクストに登録することのメリット、及びデメリットを説明していきます。
2-1.メリット
まずはリクナビネクストを利用するメリットをみていきましょう。
求人案件はもちろん、サイト独自の機能など、リクナビネクストならではの非常に多くのメリットがあることがわかります。
2-1-1.圧倒的な求人数の多さ
業界最大手のリクナビネクストは、求人案件の数も圧倒的です。
毎週1000件以上の新着求人情報が更新されており、非常に多くの選択肢から企業や職種をリストアップすることができます。
求人数が多ければ多いほど、自分の希望に合う職種や企業に出会う可能性が高くなります。このことは、リクナビネクストを利用することの最大のメリットといえます。
転職はキャリアや実力だけなく、企業とのマッチングも非常に大切な要素の一つです。
そのため、転職活動を成功させるためには、豊富な求人案件を持つリクナビネクストを利用することで採用の確率を高めることが欠かせません。
また、「未経験者歓迎」という求人や書類不要でエントリーできる求人などがあることも注目すべきポイントです。積極的に新しい分野の仕事にチャレンジしたい方にもおすすめです。
2-1-2.独自案件の多さ
企業が採用活動をする際には、複数の媒体で求人を行うことがあります。
その場合、違う媒体を利用しても内容が重複してしまい、利用する時間が無駄になってしまいます。
しかし、リクナビネクストは掲載されている募集要項のうち、実に85%が独自案件です。
効率的に検索できるだけでなく、リクナビネクストのみでしか知ることのできない案件に出会うことが可能になります。
2-1-3.スカウト機能がある
リクナビネクストは、応募するだけでなくスカウトを待つという魅力的な機能を備えています。
転職活動では企業からの視点も重要になりますが、スカウト機能では企業も転職希望者の経歴を確認できるため、自分で検索するだけに比べてマッチングの精度が高まることが期待できます。
スカウト機能では3種類のオファーが用意されており、転職希望者の状況に合わせたオファーを受け取ることができます。
「オープンオファー」では条件がマッチした際に募集要項や説明の案内が送付されます。
「興味通知オファー」では、企業が転職希望者に興味を持っている旨を知ることができます。
「プライベートオファー」は一般的なスカウトに近いもので、登録したレジュメを確認したうえで面接や面談が申し込まれるというものです。
転職の軸が明確に決まっていれば、より希望にあったオファーを受け取ることができます。
2-1-4.グッドポイント診断がある
中途採用に限らず、自己分析は自分の強みをアピールする材料を見つけるために非常に重要な作業です。
しかし、自分ひとりで的確に行うことは難しいことも事実です。そこで、リクナビネクストでは「グッドポイント診断」というサービスを用意しています。
Web上の診断で自分自身の強みを5つ見つけることができるというもので、与えられた設問に対して選択するだけで簡単に自己分析が可能です。
2-2.デメリット
業界最大のリクナビネクストですが、デメリットも存在します。あらかじめデメリットを整理して、対策を考えておく必要があります。
2-2-1.ライバルが多い
リクナビネクストは求人数が多いだけでなく、転職を希望する利用者数も最大級です。
そのため、1件の求人に対して応募が殺到することも少なくありません。
ライバルも多く、内定を獲得するまでに相応の競争を覚悟しておくことが必要です。応募書類作成や面接対策など、十分な事前準備が大切です。
2-2-2.書類添削や面接対策といったサポートがない
転職エージェントとは異なり、リクナビネクストはあくまで転職サイトです。
専属のキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントなどはいないため、応募書類の添削などはありません。
面接の練習やアドバイスも無く、自分ひとりで転職への対策を行うことが必要です。
そのため、スカウト機能を生かして応募する企業とのマッチング精度を高めておくことが大切です。
転職の軸や条件を整理し、レジュメをブラッシュアップしておくことで内定の確率を高めることが可能です。
リクナビネクストの評判を
総まとめ
リクナビネクストは利用者が多く、おおむね良い評判が聞かれます。
【良い評判】
- 求人数が多く、希望の業界で求人を見つけることができた
- 転職サイトの中でも使い勝手が良く、求人の検索がスムーズにできた
- オープンオファーを多くもらい、転職へのモチベーションが上がった
- 書類作成や面接のコツなど、コンテンツが充実しており役に立った
業界最大手の転職サイトだけあって、豊富な求人案件のメリットを感じた転職希望者が非常に多いということが伺えます。
【悪い評判】
- 求人が多いものの、なかなか内定までたどり着けなかった
- プライベートオファーはあまり来なかった
一方で、利用者が多く人気企業の案件に募集が集中することで採用へのハードルが高くなってしまったという声もあります。
また、スカウト機能を十分に活用するには、事前の準備やレジュメの整備など万全な対策をする必要もあることがわかります。
どのような場合でも、目指す業界や職種をいち早く明確にすることが求められ、ターゲットの業界や企業に関する情報収集が重要です。
スカウト機能を利用しつつも希望の案件にはすぐに応募するなど、状況に合わせてリクナビネクストを活用することが大切です。
リクナビネクストの登録までは
どうやって進むの?
登録自体は非常に簡単なリクナビネクストですが、内定を獲得するためにはしっかりと使い方をマスターしておく必要があります。
ここでは転職活動の準備・サイトへの登録から内定までの流れを確認していきます。
4-1.転職活動の準備
新卒の就職活動と同じように、転職活動においても「自己分析」と「情報収集」の二点が重要です。
内定獲得の確率を高めるために、「自分」と「相手」の双方について理解しておくことが必要です。
自己分析についてはリクナビネクスト内で無料で使用できる「グッドポイント診断」を利用すると良いでしょう。
次に「履歴書」「職務経歴書」の作成に入ります。書き方はサイト内のコンテンツに詳しく掲載されています。また、各種フォーマットもダウンロードすることができます。
4-2.登録する
いよいよリクナビネクストへの登録に入ります。登録はホームページから行いますが、まずはメールアドレスの登録です。
受け取ったメールのURLからプロフィールなどを入力するだけで簡単に登録が完了します。
レジュメなどは、後から何度でもブラッシュアップしていくことができます。
また、スカウト機能のレジュメは未公開にすることができるほか、個人情報が気になる場合は特定の企業に対してブロックすることも可能です。
4-3.求人に応募する
求人案件を検索するには、業界や職種はもちろんのこと、待遇などでも比較しながら検索することが可能です。
例えば「給与」「休日」のほか、「待遇・福利厚生」といった様々な側面から検討することができます。
実際に様々な企業を比較したり転職活動を短期間で終えたい場合などは、多くの企業に応募してみるのが良いでしょう。
また、スキルや経験などに自信がない方や、未経験分野にキャリアチェンジを希望しているような方の場合も同様です。
4-4.面接対策をする
実際の面接では、身だしなみなどの基本的なマナーが重要ですが、それ以上に大切なのが面接の内容です。
「志望動機」や「退職理由」「自己アピール」などは必ず整理しておくことが必要です。
リクナビネクストのサイト内には、それらのまとめ方について豊富なノウハウが掲載されています。
様々な事例も紹介されており、面接が初めてという方でもわかりやすい内容になっています。
4-5.内定・退職手続きをする
面接を経て内定の通知を受け取った後は、入社承諾の返事をする前に落ち着いて労働条件を確認することが大切です。
これには勤務開始日も含まれるため、待ってもらえることがほとんどです。スムーズに転職するためには、円満退社も重要な業務です。
上司への報告や業務の引継ぎなど、スケジュールに余裕を持たせるようにしましょう。また、事務手続きも忘れがちなので確認が必要です。
これらの詳細についても、リクナビネクストのサイトに記載されています。
転職活動はリクナビネクストの登録からスタート
このように、リクナビネクストは圧倒的な求人数を誇るだけでなく、転職者の約8割が利用したという実績を持つ業界最大の転職サイトです。
転職活動の成功に不可欠な求人案件の豊富さはもちろんのこと、スカウト機能など充実したツールが用意されていることも大きな魅力です。
転職活動がうまくいっていない方の場合は、ぜひ一度リクナビネクストに登録してみましょう。
また、これから転職活動を始めようと考えている方にも有用な転職サイトです。
豊富なツールや転職に関するノウハウが満載のコンテンツは、転職活動の軸を決めたり自分の市場価値を冷静に判断する際にとても頼りになる存在です。
まずは気軽に登録してみることをおすすめします。
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