fbpx

全日制高校を留年したら通信制高校に入れる?

全日制高校を留年した場合、通信制高校に入ることはできるのでしょうか。編入・転入の時期はいつ頃が良いのでしょうか?

留年するとどうなるの?

留年するとこのようなことが起きます。

全日制の場合

全日制高校の場合、留年すると次の年はもう一度同じ学年をやることになります。

ホームルームや授業も一年下がり、一つ下の学年の生徒と一緒に授業を受けることになります。

単位制の場合

単位制高校の場合、留年しても2年生、3年生…と上がることはできます。

ですが、落とした単位は次の年に履修するしかありません。

また、落とした単位の2年目の単位(数Ⅰの次の数Ⅱ)などは一緒に履修することができないので、必然的に一つ単位を落としたら「4年目」があることになります。

学年が上がらないのが全日制。そして、学年は上がっていけるけれども卒業が3年でできないのが単位制。ということになっています。

留年すると困ることはある?

全日制の高校で留年したら、「3年間で卒業できなくなる」という事態が起きます。これは、大学進学や専門学校進学を考えている方にはまったく問題になりませんが、高卒で就職を考えている方にはちょっと困った問題になってきます。

高卒の就職は「年齢」が限られてきます。現在大卒は「新卒は26歳まで」など会社によって規定がかなり緩いところもありますが、高卒に関してはまだまだそんなに緩くありません。

もちろん留年の事情にもよるかとは思いますが、病気のためなどであれば若干の配慮があると思いきや、その病気は就職によってマイナスではないかと言われれば、健康体の高校生と比べたらマイナスに働くことが多いです。会社の配慮にもよることはありますが、たいていの会社では「3年で高校を卒業してきて健康体で元気に働ける人が欲しい」と思っています。

では、留年しそうになったらどうしたらよいのでしょうか。

留年しそうになったら

選択肢は2つあります。

1つは今いる高校で必死に単位を取って、何とか留年を食い止める方法。

留年は成績と出席日数で決まります。

出席日数は取れているけれど、成績がとれていない場合は、追試を何度も受けさせてもらうようにする、追試の前に頼み込んで補習を受けさせてもらうなど、熱心になんとかしようとしているという姿勢を見せることができれば最低限の成績はもらえることもあるようです。レポートを提出して単位を取らせてくれるところもあります。

もう1つは出席日数が足りない場合です。

出席日数が足りない、このままいくと留年だということは、かなり早めに担任から知らされるはずです。その時点で手を打ちましょう。

クラスに通うことができないのなら保健室登校や放課後登校などを認めてもらえないか学校に交渉するのが良いでしょう。

どちらも、「このままだと留年します」ということはかなり早めに伝えられます。保護者も学校に呼び出されての面談も行われるはずです。しかしそれでも何も手を打たなければ留年してしまいます。

同じ高校の1年下の学年と一緒にもう一度その学年を行うか(全日制)、卒業は3年間でできないことを覚悟で進級するか(単位制)、どちらの選択もしたくない、新しいところで再出発したい場合に選ばれやすいのが通信制高校です。学業的な不足、出席日数の不足に一番対応しやすいのが通信制だからです。

編入と転入の違い

編入と転入の違いについて知っておきましょう。

編入

編入は前の高校との間が一度あいた状態で転校することです。具体的には、6月に学校をやめて9月に通信制高校に転校することです。

転入

転入は一日も間を空けず、次の高校に転校することです。8月31日まで前の学校に在籍していて、9月1日から次の学校に転校することを「転入」と言います。

どちらも学校を変わることに変わりはありませんが、履歴書の学歴のところに書く際に表記が決まってきます。編入の場合は一度何らかの理由で学校をやめたという意味合いが強くとらえられるところもあります。転入の場合は本人以外の事情で(保護者の転勤など)前の学校をやめたという場合が多いため、履歴書的には「転入」のほうが良いといわれています。

もちろん、内容的には変わらないため、気にしないという企業も多いです。なお、高校を最終学歴にしない予定なのであれば、どちらでも構わないと思います。大学、専門学校などへ進学する場合には、そちらのほうが重要視されます。

通信制高校に編入するベストタイミング

通信制高校の編入は2タイプあります。通年いつでも大丈夫というところと、4月と9月の2度のタイミングで編入を受け付けているところがあります。編入の場合は電話で連絡したのち、学校見学や説明などを行ってもらい、そのうえで面接等を経て編入するパターンがほとんどです。

学年が一つ下になることに抵抗感を持つ人は、学年を上がったうえで取りこぼした分と新学年の分を1年間で履修させてくれる通信制高校もあります。きっちり1年間で1年分の単位を取らせる通信制高校と、1年間で1年半分くらいの単位を取らせてくれる学校があるので、説明等で聞いてみるとよいと思います。

学期途中でも説明は行ってくれます。4月からの新入学のように集団の説明会ではありませんが、より内容が深くまで聞けると思ってよいと思います。

3年間で高卒資格を取りたいのであれば、その希望を叶えてくれる通信制高校を探したほうが良いでしょう。進級が危ないといわれ、それ以上今通っている高校へ行く気がないのなら早めに決断したほうがよさそうです。

コメントを残す