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通信制高校でも「いじめ」はあるのか?

中学時代にいじめが原因で不登校になったりしてしまった人もいるでしょう。通信制高校にいじめはないのかも気になるところだと思います。実際のところはどうでしょう?

いじめのケースは少ないです

通信制高校のいじめのケースは少ないです。なぜなら、他の生徒と会う機会が少ないからです。コースによってはクラスメイトと一度も話さなくても卒業することができます。担任の顔さえ知っていればスクーリングでも困ることはありません。会場に入ってしまえば、あとは授業が終わるのを待って帰るだけです。

かなりいじめの起こりにくい環境ではありますが、それでもいじめにあってしまうことはあるかもしれません。その際、いじめを防ぐこと、いじめから逃げること、いじめにあわないように気をつけることはできます。通信制高校はいじめに対して大変敏感です。

何らかの事情があって全日制高校へ行けなかったり、中学で不登校になってしまって全日制の普通科へ進学する単位が足りなかったなど、様々なバックグラウンドを持っている生徒がいるため、同じことを繰り返させないように先生たちが一生懸命いじめが起きないように、また起きてしまったいじめは早く解決するように働いてくれます。

全日制よりも人数自体が少ないところが多いため、より行き届いたケアをすることも可能なのが通信制高校です。なので、全日制よりははるかにいじめの発生率は低いです。

学校に通わないので顔を合わせる機会もなく、広範囲から通っているので通学路で顔を合わせることもないかもしれません。それなのに、なぜいじめが起きてしまうのでしょう。通信制高校ならではのいじめとは何でしょう?

通信制高校で起きやすいいじめの種類

最近の通信制高校で起こるいじめのほとんどは、SNSを使ったいじめです。LINEのグループを作り、そこで既読スルーになってしまうのを「いじめられた」と曲解してこじれたりすることが原因になるようです。

ほとんどが接する機会のない通信制だからこそ、十分に気を付けて発言しないと発言自体も誤解されることがあります。相談事をされたときに、面と向かって「ごめんね、今忙しいからあとででいい?」と言えるのと、文章で見るのは「冷たい」と感じる度合いが異なります。

私が悩んでいるのに、どうして相談に乗ってくれないの?という逆恨みを受けることがあるかもしれません。面と向かっている時はその人の忙しさがわかりますが、SNSの画面だと全くそれはわからないからです。

文字だけでこちらのことを100%わかってもらおうとすることはほぼ不可能です。大人でさえトラブルの原因になることがあります。これを防ぐために最大の方法は、「担任の先生もLINEグループに入れる」ことです。先生がグループに入ると、言いたいことが言えなくて嫌だな…と思うかもしれません。ですが、それこそが抑止力になります。

通信制高校はさまざまな背景の生徒が来ているため、先生も理解のある人が多いです。経験豊富な先生ならなおさらです。先生をグループに入れておくことによって、集団のいじめは早目に察知してもらえます。

また、何か起きたときに事情を説明することもいりません。全員、先生の目が気になりますので大っぴらに悪口を言ったり、荒したりということも減るでしょう。ただ連絡を共有するためのLINEグループだったら、先生がいたほうが何かと便利というメリットもあります。

なぜいじめが起きやすいのか?

毎日顔を合わせないため、文字だけのやり取りだと妄想だけが膨らんでしまうということがあります。あの子はこう思っているかもしれないということが、学校で顔を見たら「気のせいだった」とほっとできることが、次に会えるのはスクーリングのある2週間後だったりするとその2週間の間に「こう思っているのかもしれない→こう思っているに違いない」となってしまったりするのです。

一人でいることが多いため、被害妄想に陥りやすいこともあります。私はこの子からあまり好かれていないような気がする→嫌われている→ひどい、という心理になってしまって攻撃的になってしまうこともあるかもしれません。

他の生徒と顔を合わせることが少ない通信制高校ならではのいじめの形と言えるのではないでしょうか。LINEを使っているのなら、「親のアカウントだ」ということを言っておくのもよいでしょう。スマホを持っていても、SNSトラブルに巻き込まれないために親のアカウントを使わせている家は実際にあります。

「うちの親厳しいんだよね」といっておけば大丈夫です。そういう種類のいじめが起きやすいということを知ったうえで、ぜひ予防策を取っておきましょう。

いじめに対しての姿勢は徹底しています

通信制高校の先生は、いじめについては徹底して排除しています。一度学校生活をいじめで失敗している生徒も多数在籍しているため、もう一度同じことを絶対に繰り返さない、とかなり厳しく指導されています。

全日制高校とは違い、先生方が家まで指導に行ったりすることも珍しくありません。親御さんが学校に呼ばれる回数も多いと思います。生徒指導は学習指導よりも熱心にされますので、いじめを受けそうな場合、不安になった場合はすぐに担任に言うことです。必ずどのような解決が一番望ましいかも希望を考慮してくれて、解決に向かって動いてくれます。

学校によってはカウンセラーが常駐しています。中学校などよりもカウンセラーとの距離感も近いところが多いと思います。電話での相談にも応じてくれます。大人を上手に使って、いじめから自分を守りましょう。

入学前に確認しておきたいいじめへの対応

いじめに対してどのような対応をしてくれるか、ということは学校によって違います。信用ならないのは、その質問に対して「うちの学校にはいじめは絶対に在りません」という学校です。

あるかどうかは別にして、対応を聞いている時に「いじめはありませんので」と質問をシャットアウトするという姿勢は、いじめがいざ起きたときに何の対応もしてくれない可能性があります。

そういった通信制高校は本当に少数派だと思いますが、いじめが起きた場合にはこのようにだれが対応します、ときちんと冷静に説明してくれる学校は信用できます。信頼できる学校を探して、安心して学校生活を送れることを祈っています。

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