fbpx

スクーリングが少ない通信制高校

通信制高校はスクーリングに行ってレポートを出すことで単位が取得できる仕組みです。ですが、学校があまり好きでなかったり、外に出るのが苦痛という場合はスクーリングが少ない学校をおすすめします。スクーリングの日数が少なくて済む学校をまとめました。

第一学院高等学校

通信制コースの一番スクーリングが少ないコースでは、年に3回のスクーリングで卒業が可能です。

第一学園は卒業率も高いことで有名ですが、自宅学習を中心とした通信コース、自宅の近くのキャンパスに通うキャンパスコース(週に2日~5日まで)、週に1日通う通学コースなど3つのタイプのコースから自分に合ったコースを選べます。

途中でコースを変えることもできるのが特徴です。あまり通いたくない人も、年間3日のスクーリングのコースで余裕が出たら2年目は週に1度の通学コース、3年目はもう少し通学日数を増やして…など、それぞれのペースで通学日程に関してのプログラムを組むことができます。

2012年度の卒業率は97.5%です。

ルネサンス高等学校

年に4日のスクーリングで卒業することができます。ルネサンス高等学校の特徴は、異性が苦手な子のために、男子校・女子高のような「男子スクーリング」「女子スクーリング」を設けているところです。また、他の子と一緒にいると不安になってしまう生徒のために、親子で通学することができる「親子スクーリング」というスクーリングも設けられています。これらのスクーリングは3泊4日の合宿で行われます。

3泊4日の合宿は、男子・女子別、親子での合宿スクーリングの他、成人だけを対象として行われる「成人スクーリング」の計4コースでできています。

合宿は他の人と生活を共にするため、友人もできやすい反面人間関係が苦手な人は敬遠したくなることもあるでしょう。そのために、通学式で自分の通いたい日程を選んで決められた回数学校に通う通学式スクーリングの制度も設けられています。

年度によって振替可能なため、初年度は合宿へ行って、2年目は自分に合わなかったので通学式のスクーリングにする、あるいは初年度は通学式で、2年目は友達も増えたから合宿式にするなど自由にコースが組み立てられるのも魅力です。中でも人気が高いのが親子スクーリングで、なかなか他の学校にはない制度です。

親子スクーリングには、親子連ればかりが参加しますので、「自分だけ親が来ていて恥ずかしい」ということもありません。親も、似たような環境の親と知り合うことができる良い機会で、情報交換の場としても好評のようです。

NHK学園高等学校

スクーリングは年に4日です。東京会場では日帰りの通学タイプですが、東京会場以外の会場では宿泊施設を併設しているので、通いにくい人は宿泊して集中的にスクーリングをこなすことができます。

実際に所属している学校の指定会場以外でも、自分の都合で会場を変えることはできますので(事前の申請が必要です)、旅行気分で全国いろいろなところへ行けるのもポイントです。ただし、通学区域の会場以外のところでは教員のサポートが受けられない場合がありますので、ご注意ください。

ヒューマンキャンパス高等学校

通学が苦痛な人、通学するには忙しい人などのために、宿泊タイプでスクーリングを行う学校がヒューマンキャンパス高等学校です。年に1回、2泊3日でスクーリングが終了できるコースがあります(一般通信制過程)。

ヒューマンキャンパス高等学校は設置されているコースの数が非常に多いため、通常の科目に加えて1科目専門科目を追加できたり、通常の科目を勉強しながら好きなことを見つけられるコースなどもあります。

何をしたいのか自分がわからないという人、最初から毎日学校に通いたくない人には、自分のペースをゆっくり見つけながら卒業に至れる学校だと思います。

鹿島学園高等学校

寮に入って通学する全寮制コースなどから月に2回通うコースなど、生徒に合わせてコースが多岐にわたるのが鹿島学園高等学校の特徴です。

全寮制コースは週5日、通常の全日制高校と同じ通学日数が用意されていますが、一番スクーリングの日程が少ないコースは「ネット指導コース」で、スクーリング日数は3日~5日ほどです(鹿島学園高等学校のネット指導コースを受けられる学校は全国に10校ほどありますが、学校によってスクーリング日数は異なります。5日以上になる学校はありません)。

スクーリングはすべて日帰りで受講することができます。合宿式は設けていませんので、終わったらすぐ帰れるので自分の時間がある、生活を他人とともにしたくないという人には向いています。

自分の予定に合わせて年度でコースの切り替えはできますので、自宅からは通いにくかったら全寮制のコース(全寮制ではきめ細かいケアも受けられます)、登校頻度があげられるようなら大学進学やIT業界への就職を目指すコース、資格試験の対策を行うコースなど、就職したい、あるいは進学したい内容に合わせてコースを変えていくことができます。

スクーリングが少ない学校のメリット・デメリット

スクーリングが少ない学校には、メリットとデメリットがそれぞれあります。確かに楽ですが、よいことばかりではありません。デメリットもしっかりと知っておきましょう。

メリット

スクーリングが少ないということは、学校に通う日数が少なくて済むということです。交通費がかからないことはもちろんですが、人にあまり会いたくない、学校行事が苦痛などという人はストレスを感じずに高校生活を送ることができます。

まったくスクーリングに行かないまま単位を取ることはできませんが、年間2,3日のスクーリングで単位が取れる仕組みの学校もあります。年間2,3日我慢すれば単位が取れるということで、自分の時間も確保でき、精神的な落ち着きも確保できます。

また、やりたいことがたくさんある人にはメリットが多いです。多いのが芸能活動やスポーツなどについてですが、これらの活動を熱心にやろうとすると、全日制の高校にはとても通えません。スポーツの中にも、1日8時間~10時間の練習が必要になるものがあったり、シーズン制のもので特定のシーズンには日本を離れて練習しなければならなかったりするスポーツもあるからです。

やりたいことがある人は、できるだけスクーリングの少ない学校を選ばないと、スクーリングそのものにも行けず、単位取得が危うくなるということもあります。自分のやりたいこと、打ち込んでいるもののある人は少ないほうがメリットが大きいです。また、こうした人たちは一芸入試などで大学進学の道も開きやすいため、自分のやりたいことに集中して高校を選ぶのが良いと思われます。

デメリット

もし、卒業してすぐに就職したいと思っている場合、スクーリングが少ない学校では就職活動に大変不利です。就職において大事なことは「毎日ちゃんと通えること」「職場の人間とうまくやっていくこと」だからです。企業もこういう人間が欲しいと思っています。

スクーリングの日数が少ないことは、この2点のアピールになりません。大学へ進学するなら通学日数や人間関係についてのことは問われませんが、就職の場合はダイレクトに問われてきます。もしも高校を卒業してすぐに就職しようとする場合は、通学タイプの学校を選ぶほうがアピールできるポイントが増えるようです。

このように、スクーリング日程が少ない学校は通いやすくはありますが、その後の将来を考えると、少ない通学日程だけで高校生活を終わりにせず、徐々に日数を増やして、最終的には全日制と同じくらいの頻度で学校に通うためのリハビリ的にとらえたほうが良い側面があります。

将来の進路希望にもよって変わってくるところですので、自分は高校を卒業してからどうなりたいのかという希望は常に考えておくことにしましょう。通信制は自分を見つめる時間、考える時間はたっぷりあります。コツコツと単位を取りつつ、ゆっくり自分と向き合ってみる時間をくれる通信制高校のメリットを生かしつつ、自分の将来をゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。

コメントを残す