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通信制高校の勉強時間は?テストは難しい?

通信制高校へ通いたいけれど、勉強するのが嫌いという人も一定数います。

勉強するのが嫌だけど、最終学歴高校中退では就職が大変です。 高卒資格を取るだけが目的ならば、通信制高校はかなり楽です。

実際に働いていた経験をもとに話しますが、学校によって差があるため、一例に過ぎないと思ってください。

通信制高校の勉強時間はどのくらい?

通信制高校の勉強場所は2種類あります。

1つは自宅。そしてもう1つは学校です。 通学型のタイプの場合は学校に通って授業を受け、時間内にレポートを仕上げて提出します。

レポートは授業内容に沿って都度書き込んでいき、単元が終わったら提出するという流れが一般的です。

レポートは中学校で配布されたドリルのような形をイメージすればよいでしょう。提出したものは添削されて帰ってきます。

通信制高校と提携しているサポート校の場合は、通信制高校にいったんレポートを送付し、そこで添削してもらいます。

自宅での勉強は、インターネット授業を聞いてレポートを仕上げ、郵送で提出するというものです。 要点だけつかんでしまえば1科目1時間もかからないでしょう。

通信制高校の勉強は、単位を取ることを目的として行われます。 単位さえ取れればよいのであれば、その勉強に関するアプローチはさまざまです。

高卒資格が欲しい場合

高卒資格だけが欲しいなら、勉強はほとんどしなくても大丈夫です。

通学型の場合は学校に通うことが必要なのでその時間を勉強時間とカウントするならば1日4~6時間は勉強することになりますが、教員主導で行われる学習形式が一般的です。

自宅での家庭学習はしなくてもよいという学校もあるでしょう。

在宅型の場合は、インターネット授業を見る時間が必要となります。 ですが、全く勉強しないから卒業できないかというとそういうことはめったにありません。

卒業率は学校の営業成績になりますので、私立の場合はかなり手厚いサポートが受けられます。

大学進学を考えている場合

大学進学を考えている場合は、全日制の高校だから、通信制の高校だからという区別はありません。

進学校の生徒は毎日「学年+2時間」の勉強を指標として指導されています。

1日6時間の授業を受けて、さらに家に帰って学年+2時間の自宅学習をするという子たちと一緒に大学を受験することになるため、相応の努力は必要です。

大学受験を考えた場合、通信制高校にもメリットはあります。 通信制高校は全日制の高校に比べて1クラス当たりの生徒数が非常に少ないところもあります。

人数にもよりますが、ほぼ教員を独り占めしてわからないところを聞くことも可能です。

通信制高校のテストの仕組みは?

通信制高校は単位を取るのにテスト形式でのプリントが配られ、それを採点して成績を付けるというテストがあります。

通称:テストですが、正式名称は「単位認定試験」と言います。問題自体は大変やさしいので、ちゃんと授業を聞いていれば十分とれる内容です。

また、同じ問題がレポートに展開されていることがしばしばなので、試験前に返却されてきたレポートを眺めておけばある程度の点数は取れるでしょう。

また、通信制高校によってはテスト会場に計算機や教科書、レポートを持ち込んでもよいと決められているところもあります。

全日制の高校の感覚だとありえないことですが、この規定は学校によって違うので確認してみるとよいでしょう。

ちなみに私の働いていた通信制高校ではレポート持ち込み可(教科書は不可)、数学・理科は計算機の持ち込みが可能でした。

今は着信音を切っておけばスマホが持ち込めるところもあります。ですが、その場合でも

  • テスト問題の写メ
  • テスト風景をsnsで流すこと

は禁止されているため、カメラ機能は使わないように厳しく管理されます。

もちろん、できていない場合は赤点制度はあります。

ですが、通信制高校の単位はテストだけで決まるのではなく、スクーリングの出席日数と普段提出するレポートの提出回数、それに単位認定試験を合わせて成績になります。

そのため、

  • スクーリングに毎回出席している
  • レポートを毎回提出している

ならば、単位認定試験の点数が100点満点で1ケタ台でも単位はとれるところがあります。

大学進学だけを目的としている通信制高校もあります。

その場合は、進学実績を上げないと目標達成になりませんので、赤点を取った場合は補習の上追試と決められているところもあります。

単位認定試験は年に2回あるのが普通です。年に1回あるところもあります。 もちろん、年に1回のほうが出題範囲も広いものになります。

テストに出席できなかったら?

通信制高校には病気のため全日制高校に通えない生徒が通っていることを想定されていますので、テストに出席できなくても単位を落とすことはありません。

追試の日程で一緒にやるか、放課後の時間帯に行うこともあります。

そうした個人の都合に合わせたスケジュールに関しては通信制高校は非常に柔軟ですので心配する必要はないでしょう。

テストの日程も柔軟ですが、さすがに提出期限はあります。

なお、テストを受けないと欠席扱いとなります。

低い点数でもテストを受けていれば単位がとれることはありますが、単位認定試験に欠席して、提出期限までに受けられなかった場合は単位がもらえませんのでご注意ください。

通信制高校のテストは難しい?

単位認定試験はどのくらい難しいのでしょうか。実はそんなに難しくありません。

それどころか、学校によってはびっくりするような措置を取られていることもあります。

基本は「聞けば教えてもらえる」

これはイレギュラーな例なのかもしれませんが、私が働いていた通信制高校では「試験中に試験監督が生徒の質問に答える」ということが暗黙の了解でOKになっていました。

もちろん、聞かれる内容は試験の内容なので、それに教員が答えることができるという意味です。

基本的に通信制高校は単位を取らせるための学校なのですが、公立に比べて私立の場合はこの点が非常に学校によってまちまちです。

公立の通信制高校では絶対にこういうことはありません。 試験に関しては全日制と同じような体制で行われることが多いようです。

先生たちも知らない「正しい答え」

ですが、ここにひとつ落とし穴があります。

先生たちも正しい答えを知っているわけではないのです。 その試験監督にその科目の先生が来るわけではありませんから。

博学の先生なら別ですが、専門外のことはわからないところがありますので、先生に聞いた答えが常に絶対正しいわけではありません。

でもそれは自分で解ければよいことなので、試験の成績が悪かったからといって先生のせいにしてはいけません。

先生の質は学校によって違う

通信制高校の先生の質は学校によって非常に違います。

通信制高校は学校基本法に定められた「高校」なので、原則として教員免許を取った人しか授業をすることはできません。

ですが実際、急に人が辞めてしまって代講できる先生がいない、という場合は営業部の人が授業をするということも普通に起きていました。

営業部の人も教員免許を持ってはいましたが、先生職に就いたことはなかったということです。

「通信制高校 アルバイト」で検索すると非常にたくさんの通信制高校が授業のできる人の求人を出しています。

中には「大学生でも可」「教員免許不問」と堂々と募集情報に書いてあるところもあります。これは違法ではありません。

通信制高校は、通信制高校とサポート校がセットになっているところが多いのです。 通信制高校は「高校」ですが、サポート校は「高校」ではありません。

予備校や塾と同じ扱いです。 予備校や塾は大学生も働けますし、教員免許を持っているかいないかは問題になりません。

通信制高校とサポート校がセットになっている学校は、担任だけ教員免許を持っていて、授業はアルバイトの学生がやっているということもあります。

法律的には何ら問題のないことですが、頻繁に担任が変わったり、頻繁に授業担当が変わったりということはあまり良いことではありません。

引継ぎが十分になされていないこともあります。 気になる方は入学前に資料請求をしてしっかり調べておきましょう。

アルバイトの講師の質は?

たとえば「通信制高校 授業 アルバイト」で検索してみた場合、このような求人があります。

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「教員免許所持者 歓迎」ということは「教員免許はなくてもよい」という意味です。

また、時給が安すぎるところは先生が長く続かないことがあります。 年度の途中で担任がコロコロ変わるようだと、生徒のやる気やモチベーションも下がってしまうことがあります。

いろいろな高校がありますので、「なんでもいいから近いところでいいや」というのは避けたほうが良いでしょう。

年配(ベテラン)の先生がいるところ、同じ先生が長く勤めているところはいい学校です。

先生の顔などもパンフレットなどの資料に載っていますので、ぜひ資料請求してみてみるようにしましょう。

テスト勉強はどのくらいすればよい?

きちんとレポートを提出している人ならば、テストの問題はどれも聞いたことがある、やったことがある問題ばかりです。

求めるレベルにもよりますが、最低限度の成績で高卒資格さえ取れたらいい、という場合は試験勉強をする必要もないかもしれません。

ですが、大学進学を望んでいたり、推薦で大学進学を狙っているのならば勉強は1日最低2時間くらいはしたほうが良いのではないかと思います。

それぞれの目的に応じて勉強時間は変わるものなので、自分が何をしたいのかということを積極的に考えていくほうが良いと思います。

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