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通信制高校の卒業率は?何年で卒業できる?

通信制高校へ行ったはいいものの、卒業できなければ高卒資格はもらえません。

どのくらいの割合で卒業できているのでしょうか。

通信制高校の卒業率は?

通信制高校の卒業率は90%以上

平成28年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果によると、公立の通信制高校の中途退学率は6.7%、私立の通信制高校の中途退学率は4.8%です。

100%から中途退学率を引いたものが卒業率になりますので、だいたい90%以上の人が卒業で来ていることになります。

ただし、これらの卒業率は3年、4年(コースによって通信制高校の卒業年度は異なります)で卒業できたものかどうかはわかりません。

なぜなら、定時制高校や全日制高校には留年を重ねたとしてもいられる年数が決まっています。

ちなみに定時制高校は8年、全日制高校は6年です。通信制高校はこの年数に上限が定められていません。

そのため、10年でも20年でも希望すれば在学することができます。

単位制を取っているところが多いので、ゆっくりと卒業していく人も多く、3年間の卒業率ではない可能性があります。

ただ実際問題として、公立の通信制高校は年間学費も安いため留年しやすいということはありますが、私立の通信制高校は学費が高いため留年しにくく、また縛りも公立よりもゆるいために学校へほとんど行っておらず、テストの成績が悪くても教員努力でなんとかなっている側面があるようです。

学校によって異なるので、学校説明会等に配布される資料をよく読むようにしましょう。

大事なのは教員の質?

こんなに中途退学率が少ないのならよい教育が受けられているのかも。と思われるかもしれませんが、それは学校によって本当にピンからキリまで質は異なるようです。

過去に報道された例ですと、「買い物に行ってお釣りをもらう」という行為を数学の単位と計上していた通信制高校があり、高卒資格にふさわしいのかという議論を呼んだことがありました。

買い物に行ってお釣りをもらえば数学の単位を満たしてしまうため、その通信制高校で数学の単位を落とす人は誰もいなかったのです。

他の教科については明らかではありませんが、おそらく勉強をしない、提出物を出さない生徒にはこうした措置が行われていたのではないかと思われます。

通信制高校の中には、提出するレポートの回答をあらかじめ教員が配っておいて写して提出する、というシステムが報道されて問題になった学校もあります。

全ての通信制高校がこうだというわけではありませんが、通信制高校の中にはこういう学校も存在する例があります。

学校によって非常に差がある部分ですので、きちんと勉強したい人はしっかりと調べておいたほうが良いと思います。

もちろん、こうした通信制高校を卒業しても大学受験などはできません。

大学受験も今はさまざまで、通称バーベキュー入試という入試形態をとっている大学などもあります。

バーベキューを受験者全員で行い、それによって合否を決めるという受験形式です。

大卒資格は取れますが、就職で有利になるかどうかはまた別の問題、という側面もありそうです。

なお、数学の件については文部科学省が「広域通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議を開くきっかけとなり、現在ではこのようなところは減ってきているようです。

卒業率も大事だが、在学年数も大事

通信制高校には何年でもいられるという話が出ましたが、実際に10年間通信制高校に通うということは実際的ではありません。

同学年とどんどん年齢がずれていきますし、年齢のずれは就職がしやすいかしづらいかということにも関わってきてしまいます。

そのため、説明会等の資料を見るときは3年制(コースによっては4年制もあります)で卒業している割合がどのくらいかを見ておきましょう。

卒業率の高い通信制高校

中央高等学院

東京をはじめ、日本全国に学校があります。

サポート校と併設されていて、100%の卒業率(HPによる)です。通学は週に1,2回から行うことができます。大学合格率も全国の通信制高校の中で一番だということです。

大学に進学したい生徒のために、進路に応じて幅広いコースがあるのが魅力です。

私立・医歯薬系を含む国公立はもちろんのこと、推薦入試やAO入試の対策などもしっかり行ってくれることが魅力です。

レベル別講座を豊富に展開しているので、学力に不安な生徒のためのケアも万全です。

進学以外に、資格の取得や就職支援などが受けられる就職希望のためのコースもあります。

高卒認定試験を受けられるコースもあります。就職の中では介護福祉に特化したコースもあります。

大学進学コースを選ぶと、志望大学のレベルによって学費が追加されることがあります。

高宮学院高等部

福岡県にある学校です。

個別教室や個別視聴覚室などの設備が充実している学校で、集団のクラスになじめない子も個別視聴覚室でITによる授業などを受けることができます。

1年間で必要な出席日数は最低7日間とかなり短く、かなり高卒資格が取りやすいと評判です。

学校行事は全日制と同じく体育祭や文化祭などもあり、参加は自由ですがやる気次第で普通の全日制高校と同じような高校生活を楽しめます。

高宮学院高等部独自のカリキュラムでは、最低1科目合格するだけで高校認定資格を取ることができるというカリキュラムがあり、この制度を利用して大学受験をする生徒も多いのが特徴です。

福岡を中心として、九州エリアの幅広い大学に卒業生を送り出しています。

興学社高等学院

千葉県にある学校です。

週5日制の学校ですが、通うことが無理という生徒のために普通科・高校生転編入コース・フリースクールコースの3コースが用意されています。

卒業率は100%で、不登校などで通えない生徒にはカウンセラーのサポートがあります。

全日制で学べるような教科の授業のほかに、ヨガやネイル、心理学やゲーム制作など54種類の授業を選ぶことができ、職業選択や進路選択のために良い準備ができます。

通常の学校の授業に興味を持てない生徒もここでやりたいことを見つけられると好評です。

発達障害、学習障害などがある生徒も受け入れ可能で、それぞれの個性を伸ばす教育を行っています。

ルネサンス高等学校

通信制高校の中でも非常に登校日数が少なくて済む高校です。

1年間に最低5日通うことで必要な出席日数は満たせます。全国に展開されています。

非常に登校日数が少ない代わりに、授業はインターネットによる動画配信を行っています。

レポートも学校提出ではなく、パソコンやタブレット、スマホなどの各種デバイスから提出することができます。(タブレットは入学と同時に全員に配布されます。初年度はデジタルネット学習教材費が4万円ほどかかります)

インターネットによる指導なので、教員とマンツーマンで会話することが常に可能で、まるで家庭教師が専属でついてくれるかのようなサポートを受けることができます。

難関大学への合格者も出しているので、高校卒業後大学へ進学したいと思っている人にも向いています。

大学進学だけでなく、海外留学コースや美容師養成コース、芸能コースなどコースが多岐にわたっているため、将来の進路を考えつつ学ぶことができます。

クラーク記念国際高等学校

スポーツに打ち込んでいる生徒が多いことで有名な学校です。大阪を拠点とする学校ですが、日本全国にあります。

全日型という、全日制と同じ週5日制のコースもありますが、カリキュラムの設定が自由なので、週1日~3日の通学でも卒業することができます。

クラーク記念国際高等学校は有名大学への指定校推薦がたくさんあることが人気の理由のひとつです。

早稲田大学をはじめとした指定校推薦枠は私立だけではなく、国公立大学にも枠を持っています。

高校は通信制高校へ行きたいけれど、将来的には大学進学を目指したい。けれど、ハードな受験勉強はしたくないという人には、指定校推薦はとてもよい制度です。

不合格になる可能性もある一般推薦と違い、指定校推薦を受けられれば推薦入試に落ちることはないからです。大学へ行きたい人に最適な学校です。卒業率は97%です。

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