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通信制高校・サポート校・高卒認定予備校のちがい

全日制高校へ行きたくないと思っている方のためにあるのが通信制高校・サポート校・高卒認定予備校です。

わかりにくいちがいをまとめてみました。

通信制高校とは

通信制高校

学校教育法により、「高等学校」と定められています。

卒業すれば高校卒業資格を得られ、大学や短期大学の受験資格が得られます。

高等学校ですので、一定の出席期間が必要になります。

普段の学習はレポート提出でも大丈夫なのですが、テストは学校で受ける必要があるところがほとんどです。

学期中に出席しなくていい場合は、休日や長期休業中に「スクーリング」という出席制の授業が行われますのでそこに出席しなくてはいけません。

体育の授業や修学旅行、運動会のような学校行事も、学校によって差はありますが実施しているところがほとんどです。

学校によっては文化祭等もあることがあります。

ただし、それらの出席については全日制よりもかなりゆるい規定となります。

公立と私立がありことも特徴の一つです。これら3種類の学校の中では、公立があるのは通信制高校のみです。

メリット

高卒資格が得られるため、進学や就職などに中卒よりも有利になります。

レポート等でも一定の成績を取る必要がありますが、全日制高校と違い、レポート提出の際には単位が取れるように先生が見てくれるところがほとんどなので、成績によって単位を落とすなどということはほとんどありません。

公立の通信制高校もありますので公立に入学できれば学費は比較的安く抑えられます。

世帯収入によっては国からの補助金の支給もあります。

国からの補助金は私立の学校でも支給されます(世帯収入に上限があります)。

デメリット

一定の出席期間が求められますので、学校に行けなくなると卒業できません。

履歴書に書けること

◆年◆月 〇〇通信制高校卒業

高校卒業と同資格として扱われます。

こんな人におすすめ

安い学費で高卒資格を得たい人に向いています。

大学へ進学する予定はないけれど就職をするために高卒資格を取りたい方は通信制高校がお勧めです。

サポート校とは

サポート校

サポート校は文字通り「(高校卒業を)サポートするための学校」です。

高校とは認められていないため、サポート校を卒業したとしても高卒の資格はもらえません。

サポート校として単独で経営されているところはほとんどなく、大部分は通信制高校と提携しています。

通信制高校の授業をサポートするための学校と思っていただくのが一番近いと思います。

ただし、通信制高校と提携していないサポート校は卒業しても学歴等に一切関係してきませんので入りたいサポート校がある場合は入学前にちゃんと調べておきましょう。

カウンセラーなどを置いているところや寮があるところもあります。

通信制高校だけではカバーできない精神面や学習面での支援を行うための塾のようなものです。

メリット

予備校、塾、専門学校などのいろいろな法人が経営母体となっているところが多く、企業間の関連を生かして職業体験などを行うことができます。

経営母体によって、予備校が主体のところでは学習面に力を入れる、学校が主体のところは教育活動にも力を入れるなど、サポート校はかなり学校によって特色が分かれます。

進学コースや職業コースなど、将来の進路をより実践的に選ぶこともできるようです。

在学中から職業準備などを行えるサポート校もあります。

デメリット

サポート校を単独で卒業しても、学歴は中卒のままです。

履歴書に書けること

一般的には書けません。書いてもよいですが、学歴とはカウントされません。

こんな人に向いています

通信制高校を卒業するには学力面や精神面、体力面等で不安がある人に向いています。

高卒認定予備校とは

高卒認定予備校

高卒認定予備校、略して高認予備校と呼ばれます。

高卒認定とは、2005年までは「大検(大学入学資格検定)」と呼ばれていたものです。

それまで年に1度しか受けられなかったものですが、2005年度からは年に2回の受験ができるようになりました。

何らかの事情があって高校へ行けなかった人のために、この認定試験に通れば高校を卒業した人と同じく、大学を受験する資格が得られます。

この試験を通れば必ず大学へ行けるというものではなく、あくまで大学へ行くための資格を得るための試験です。

メリット

認定試験のための予備校なので、学習の習慣を付けるには最適です。

家で独学することはできますが、独学はよほど自分をしっかりと律することができないと挫折してしまいます。

また高校のカリキュラム、学習内容は独学には限界があります。

そのため、学習内容を教えてくれて周囲とモチベーションを保てる高卒認定予備校は意味があると思われています。

全日制高校とは違い、受験者は自分に必要な分だけの授業や科目を履修し、学習することができます。

高校ではありませんので実技(家庭科・技術科、芸術科、体育科)の授業はほとんどの予備校では用意されていません。

デメリット

全日制高校のような集団生活、行事などは予備校によってまちまちで、ないところがほとんどのようです。

学校生活を楽しむことよりも勉強の習慣をつけたいという方にはぴったりです。

高卒資格とは違いますので、高校を卒業したという資格が取れるわけではありません。

学歴としてこの資格を取っても「高卒」とは履歴書に書けません。間違いやすいので注意してください。

つまり、中卒の学歴で高卒認定を受け、そのあと大学に進学できなかった場合は最終学歴は「中卒」のままです。

大学を受験し、合格して4年間(あるいは短期大学等なら2年間)通うことができれば、最終学歴は「大卒」になります。

なお、専門学校へ通いたいと考えている場合、専門学校受験には必ずしも高卒資格は必要ではありません。

もちろん、必要なところもありますが高卒資格はいらないというところもあります。

受け損にならないよう、自分の進路をよく考えて選びましょう。

履歴書に書けること

◆年◆月 高等学校卒業程度認定試験 合格

就職の際会社に提出する履歴書では高卒認定資格だけだと応募資格を満たせない場合があります。

就職したいと思う会社への確認が必要です。

こんな人に向いています

大学や短期大学への進学をしたい人向けです。

高卒資格が欲しいだけの方には大変不向きです。

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