
水道水や浄水器、ペットボトルの水から卒業するために、ウォーターサーバーを探し始めたあなた。 ウォーターサーバーについて調べていると、ボトルの種類に違いがあることがわかってきたのではないでしょうか。
とはいえどんなボトルの種類があるのか、またそれぞれのメリットをデメリットにはどんなものがあるのか気になりますよね。
そこでこページでは、2種類あるウォーターサーバーのボトルの特徴や違い、メリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。
自分にあったウォーターサーバーを契約したい、というあなたは必見です!
記事の目次
ウォーターサーバーのボトルの種類は2種類ある!

ウォーターサーバーのボトルの種類には、大きく分けてワンウェイボトルとリターナブルボトルの2種類があります。
まずはそれぞれの特徴について見ていきましょう。
ワンウェイボトルとは
ワンウェイボトルとは、各家庭で使い捨てる種類のボトルのことです。ウォーターサーバー業者から新しいボトルが届き、使い終わったら住んでいる地域のルールに従ってゴミに出します。
天然水の場合、このワンウェイボトルを採用していることが多いです。
天然水とは?
特定の水源から採取した地下水。自然由来のミネラル分を含み、採取地により様々な味を楽しめるのが特徴です。
ワンウェイタイプのボトルは12Lが一般的ですが、近年では少量ボトルのものや、少量パックタイプのものも出てきており、より利便性が高くなっています。
その分、リターナブルタイプと比較すると水の価格が高くなっています。
ワンウェイボトルの特徴
- 使い捨てボトルでゴミとして捨てられる
- 料金はリターナブルボトルと比較すると高い
- 少量ボトルがある
ワンウェイボトルのウォーターサーバー会社は…
- frecious(フレシャス)
- PREMIUM WATER(プレミアムウォーター)
- Cosmo Water(コスモウォーター)
- Aqua select(アクアセレクト)
- CLYTIA(クリティア)
リターナブルボトルとは
リターナブルボトルとは、繰り返し使う種類のボトルです。空になったボトルはウォーターサーバー会社が回収をし、洗浄・殺菌をした上で再利用されます。リターナブルボトルは、ガロンボトルと呼ばれることもあります。
RO水の場合、このリターナブルボトルを採用している場合が多いです。
RO水とは?
河川水や水道水を原水とし、RO膜といわれる細かいフィルターでろ過した純水に近い水。放射性物質も除去するほどの細かい膜を通すため、安全性は抜群です。
ボトルは12Lのものが一般的で、頑丈なボトルなので、ワンウェイボトルと比較すると水の交換が少々大変です。
リサイクルタイプなので、ワンウェイタイプと比較して水の価格が安いのが特徴です。
注文した水を届けてくれる業者が回収する際に、レンタルや購入したサーバーのメンテナンスについて相談できる安心感があります。
また、サービスの一環として無料でボトルを回収してくれるため、ゴミが出ず、地球環境にやさしい生活を送ることができます。
リターナブルボトルのウォーターサーバー
- アクアクララ
- クリクラ
- アルピナウォーター
会社によってワンウェイボトルのみ、リターナブルボトルのみなど選択肢が限られてくることが多いので、ウォーターサーバーの契約時には注意しましょう。
なお、ボトルの種類によるウォーターサーバーの性能の違いはほとんどありません。
冷水・温水対応、チャイルドロックはどのウォーターサーバーにも共通した機能なので安心してください。
では、ワンウェイボトルとリターナブルボトル、あなたにおすすめなのはどちらでしょうか? メリットデメリットをより詳しく知ることで、おすすめの水ボトルはどちらなのか、見ていきましょう。
メリットデメリットを比較!

ここからは、それぞれのボトルのメリット・デメリットを詳しく比較して、あなたにはどのウォーターサーバーがおすすめなのか見ていきましょう。
ワンウェイボトルのメリット
まずはワンウェイボトルのメリットから見ていきましょう。 ワンウェイボトルの良い点には、主に以下の2つがあげられます。- 使い捨てボトルでゴミが溜まらない
- 少量ボトルがあり水の交換が楽
詳しく見ていきましょう。
使い捨てボトルでゴミが溜まらない
ワンウェイボトルは空ボトルをゴミとして捨てられます。空のボトルの置き場所に悩む必要もないので、部屋のスペースを有効に使えるのが嬉しいポイントです。また、水ボトルは宅配ボックスへの配達をしてくれるメーカーもあるので、煩わしいやり取りが苦手な人でも安心です。
少量ボトルで水の交換が楽
ワンウェイタイプのボトルを採用しているウォーターサーバー会社の中には、少量パックタイプの水や、少量ボトルを用意しているメーカーもあります。特に女性や年配の方は、水ボトルの交換がしやすく便利です。
ワンウェイボトルのデメリット
次はワンウェイボトルのデメリットをみていきましょう。- エコロジーに反する
- ゴミ捨ての手間がかかる
- 水の価格が高い
エコロジーに反する
ワンウェイボトルはリサイクル可能な素材でできているものも多いですが、一部はプラスチック系のゴミになってしまうものもあります。自然環境にやさしい生活をしたい方には精神的な負担がありそうです。
ゴミの分別が手間
ワンウェイボトルはゴミとして出せるのがメリットですが、ゴミの分別が手間、という声もあります。地域によっては、ボトルの口部分とボトル本体を分けないといけないこともあるので、特に家族が多い場合には、ゴミを分別する量が増え少々大変な思いをする可能性があります。
水の価格が高い
ワンウェイボトルはリターナブルボトルと比較すると、水の値段が高めです。500mLあたりに換算すると、リターナブルボトルは50円程度、ワンウェイボトルは70~80円程の差があります。リターナブルボトルのメリット
次に、リターナブルボトルのメリットもチェックしましょう。ご自身のライフスタイルを思い浮かべながら比較してみてくださいね。ゴミ捨ての手間が省ける
リターナブルボトルは水を配達してくれる業者が回収してくれるので、自分でボトルを潰して捨てる手間がかかりません。回収された水のボトルは、メーカーが洗って再び使います。環境にやさしい
ペットボトルやプラスチックゴミが世界中で問題になっていますが、リターナブルボトルは繰り返し使うのでゴミが出ません。 また、配達時の梱包もないので、段ボールのゴミも出ず、地球環境にやさしい生活を送ることができます。リターナブルボトルのデメリット
続いて、リターナブルボトルのデメリットを見ていきましょう。空のボトルの置き場所が必要
リターナブルボトルの回収を行うのはウォーターサーバーの業者なので、受け渡しを行うまで、空ボトルを自宅に置いておく必要があります。 また、仕事などで自宅を不在することが多い場合、回収の機会を逃すとボトルがたまってしまいがちです。使い回しが気になる人も
リターナブルボトルは再利用する前にもちろん洗浄や殺菌がされているので衛生面は問題ありません、前に使った人がいることは事実です。精神的な面で気になる人にはあまり向いていないかもしれません。おすすめはどっち?ワンウェイVSリターナブル
ここまでウォーターサーバーのボトルの種類について、メリットやデメリットについて紹介してきました。では、それぞれのボトルがおすすめな人はどんな人なのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
格安のウォーターサーバーを探している人
リターナブルボトルがおすすめです。空ボトルは回収してリサイクルするため、水の容器代などのコストを削減しており、水の価格が安いです。月額3,000円以下で利用できる格安のウォーターサーバーもありますよ。
おしゃれなウォーターサーバーがいい人
ワンウェイボトルがおすすめです。リターナブルボトルは、ボトルがむき出しのデザインのウォーターサーバーが多く、おしゃれさという点ではあまりおすすめはできません。
一方、ワンウェイタイプはウォーターサーバーの中に水ボトルがすっきり収まるおしゃれなデザインが豊富。
おしゃれさにこだわりたい人は、ワンウェイタイプのウォーターサーバーの方が、気に入るものがあるでしょう。
地球環境にやさしい生活を送りたい人
リターナブルボトルがおすすめです。海洋プラスチックゴミが世界中で問題になっていますが、リターナブルボトルの場合は容器をそのまま洗浄し、水を入れて再利用するので、ゴミを増やす心配がありません。
赤ちゃんがいるご家庭
赤ちゃんがいるご家庭には、リターナブルボトルがおすすめです。ワンウェイタイプを採用している天然水は、非加熱処理の場合が多く、採取地の環境により品質が大きく左右します。
リターナブルボトルを採用しているRO水は、人工的に水をろ過し、安定した品質を保っています。
衛生管理も徹底されているので、赤ちゃんのミルク作りにも安心です。
一人暮らしの方など、不在がちな人
ワンウェイボトルがおすすめです。リターナブルボトルはウォーターサーバー会社とボトルの回収日の予定を調整する必要があり、忙しい人はボトルが溜まってしまいがちです。
自分の予定に合ったタイミングで自由にゴミとして捨てられるワンウェイボトルの方が、部屋を広く使えます。
ウォーターサーバーを選ぶならボトルの種類を要チェック
いかがだったでしょうか?ウォーターサーバーの比較、検討をする際は、水ボトルの種類も重要なチェックポイント。ワンウェイボトルとリターナブルボトルのどちらがご自身のライフスタイルに合っているか比較できましたでしょうか?
ボトルの種類を決めたら、次は自分がウォーターサーバー選びでこだわりたいポイントや各社の料金を比較していくのがおすすめです。
公式サイトを見ているだけでは比較しにくい、ウォーターサーバーの選びのポイントやメリットとデメリットについて知りたい方は、以下のページをチェックしてください!
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