こちらではバナジウム天然水の効果・効能について解説しています。
美容・健康成分として注目されているバナジウム。そんなバナジウムを豊富に含有した天然水に興味のある方は最後までご覧下さい。
副作用やおすすめの摂取方法についても解説するので、最後までご覧ください。
記事の目次
バナジウム天然水とは
バナジウム天然水とはバナジウム(元素記号:V)というミネラルが含まれた天然水です。
特に富士山付近の湧き水に多く含まれており、そこで採取された天然水はバナジウム天然水、または富士山のバナジウム天然水と呼ばれています。
バナジウムには血糖値を下げる効果があると期待され、2000年頃から一躍注目を集めましたが、残念ながらまだ医学的な根拠は実証されていません。
ですが未だに美容効果・健康効果を期待しての愛用者が多い、人気の天然水になっています。
またバナジウム天然水は水のおいしさにも定評があり、モンドセクレクションやiTQiなどの賞で優秀な成績を収めています。
バナジウム天然水の効果・効能について
バナジウム天然水は、わかめやヒジキなどに入っているミネラル成分「バナジウム」が含まれている天然水のことです。
バナジウムは人間の体内で、インスリンと似た働きをすると言われています。
- 血糖値を下げる
- デトックス効果
- 糖尿病予防
- むくみ予防
- 脂肪燃焼促進
- コレステロール値の改善
- 動脈硬化の予防
健康や美容への関心が高い人に注目されています。バナジウムは今、多くの研究が行われているミネラルの一つです。
1.血糖値を下げて糖尿病の予防効果
バナジウムにはインスリンと似た働きがあり、血糖値を下げる効果があると言われています。
人が食べ物で摂取した糖質(炭水化物)は重要なエネルギー源です。この糖質のうち、消化器官に吸収された大部分が「ブドウ糖」として血液に吸収されます。
そして、このブドウ糖を細胞に吸収させたり、脂肪やグリコーゲンとして体内に貯蔵することを促してくれるのがインスリンの役割です。
しかし体内でのインスリン分泌量が少ないと、血中の糖分が上昇してしまって「糖尿病」になってしまうのです。
バナジウムは体内に摂取されると、インスリンと同じようにブドウ糖を細胞に吸収させる働きを持っていると考えられています。
そのためバナジウムを摂取することで血糖値が下がり、「糖尿病予防に期待ができる」というわけです。
バナジウムを含む天然水と糖尿病改善については、アサヒ飲料とアサヒビール、日本薬科大学、東京医科大学が共同研究論文を発表しています。
糖尿病Ⅱ型のマウスやボランティア募集で集まった人に、バナジウムを含む天然水を飲ませたところ、明らかに血糖降下作用があったと発表されています。
参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/brte/17/1/17_1_11/_pdf
2.ダイエット効果(むくみ予防・脂肪燃焼・デトックス)
バナジウムによって血糖値下がると、代謝が良くなるので血液がサラサラになります。
血流が良くなることで体内の老廃物や毒素が排出されやすくなり、「デトックス効果」や「むくみ予防」が期待できますよ。
また、バナジウムには「ダイエット効果」があると言われています。
通常、運動などで体内の血糖値が下がったとき、インスリンは蓄えた脂肪よりも先に、血液中にあるブドウ糖を優先的にエネルギーとして消費します。
このとき血糖値の高い状態が続いていると、血液中のブドウ糖ばかりがエネルギーに変換。
余った糖質は高い血糖値のせいで過剰分泌されたインスリンによって、脂肪としてどんどん貯蔵されてしまうのです。
しかしバナジウムを摂取すると、インスリンの分泌量を最適な状態に抑えることが可能。
バナジウムの働きで血糖値を低い状態に保ち、インスリンによる脂肪の貯蔵を抑制することができるのです。
その結果、本来は脂肪になるはずだったブドウ糖をエネルギー変換へ促すことになります。
バナジウムを摂取することで効率よく脂肪が燃焼させ、デトックス効果やむくみ予防にもなるので、健康的なダイエットにつながるのです。
3.動脈硬化の予防効果
バナジウムには血糖値を下げるだけでなく、脂質の代謝を促し、コレステロールの生成を抑制する力が認められています。
「血中コレステロールを低下させ、血糖値を下げる」というWの効果で、血液の流れを良くし、動脈硬化や脳卒中などの病気にかかるリスクを軽減させますよ。
バナジウムはミネラルの一種で、体内で生成されるものではありません。
恐ろしい生活習慣病を発症させないためにも、積極的に摂取していきましょう。
バナジウムを飲む際の際の注意点・危険性とは
バナジウムは糖尿病予防やダイエット効果・動脈硬化の予防など、嬉しい効果がたくさんあります。
しかしその一方、わずかながら危険性や注意点などがあるのも事実です。
バナジウムの毒性や副作用、赤ちゃん・妊婦さんへの影響など、バナジウムを摂取するにあたって気になる点を紹介していきます。
1.バナジウムの毒性・副作用について
バナジウムには毒性があり、過剰摂取した場合には次のような副作用の心配があります
バナジウムによる主な副作用は以下の通りです。
- 下痢や腹部の不快感など胃腸障害
- 皮膚炎(湿疹など)
- 糖尿病治療薬との併用による血糖値低下
そして特に注意してもらいたい人が「糖尿病の治療薬」を服用している人です。
糖尿病の治療薬とバナジウムの過剰摂取が重なってしまうと、必要以上に血糖値を下げてしまうリスクがあります。
しかしバナジウムは、通常の摂取量なら副作用の心配をする必要は全くありません。
バナジウムは日本が定めている必須ミネラルではないため、厚生労働省の食事摂取基準に上限は記載されていませんが、米国の食事摂取基準では
成人一日当たり1.8mg /日=1800μg
参考URL:食事摂取基準の概要|諸外国の栄養政策|厚生労働省
参考URL:https://www.nal.usda.gov/sites/default/files/fnic_uploads//502-553_150.pdf
(2P・16行目)
このように定められています。
日本では米国の基準をもとに、バナジウムの一日の摂取量は1800μgまでが安全だと言われています。
市販されているペットボトルのバナジウム天然水2Lが、だいたい120μg程度。一日20Lの水を飲んだとしても、全く問題ありません。
2.赤ちゃんや妊婦さんが飲んでも大丈夫?
「バナジウムには副作用がある」と聞くと、赤ちゃんや妊婦さんが飲んでよいのか心配になりますが、過剰摂取しなければ特に心配ありません。
「赤ちゃんは内臓の働きがまだ弱いので飲ませない方がよい」なんて話を聞くことがあります。
しかしバナジウムは普段摂取している牛乳、ひじきなどの海藻類、葉物野菜やイモ類など様々な食材に含まれている成分。
過剰摂取しない限り問題はないので、安心して飲んでくださいね。
3.過剰摂取は当然ながら避けるべき
バナジウムが安全だからといって、効果を期待して過剰に摂取することは絶対にやめましょう。
とある研究では、毎日22㎎のバナジウムを5ヶ月間にわたって摂り続けたところ、激しい腹痛や下痢を起こしたという研究結果が発表されています。
またラットやウサギによる動物実験でも、過剰摂取すると副作用が出ていると発表されていますよ。
バナジウムを摂取するときは、適量を心掛けましょう。
バナジウムを摂取する方法は大きく分けると4つ
バナジウムを摂取方法は、大きく分けると4つあります。どの方法も日常生活に簡単に取り入れられるものなので、ぜひ参考にしてみてください。
1.バナジウムを含んだ食べ物を摂取する
バナジウムを含んだ食べ物はたくさんあります。
- サツマイモ13 ng / g
- 乾燥大豆1 ng / g
- 大根(大根)7 ng / g
- 人参10 ng / g
- キャベツ17 ng / g
- レタス37 ng / g
- ほうれん草25 ng / g
- 乾燥ひじき 1228 ng / g
- サバ11 ng / g
- サーモン30 ng / g
- イカ22 ng / g
- 各食品1g中のバナジウム含有量
- ng(ナノグラム)はμg(マイクログラム)の1/1000なので、0.001 μg = 1 ngの計算です
- 関西大学化学生命工学部食品工学研究室の吉田宗弘氏・生田剛氏の研究発表より
- 参考URL:http://www.jtnrs.com/sym24/24_065.pdf
(68Pの表より)
バナジウムを含む食材として有名なヒジキは、やはり群を抜いてバナジウム含有量が多いですね。
ヒジキのバナジウム含有量は1gで1.228μgです。
一人前のヒジキの煮物なら、だいたい乾燥ヒジキを8~10g使用するので、バナジウムの摂取量は「約13μg弱」となります。
食事から効率よくバナジウムを摂取したいのなら、バナジウム含有量が多いヒジキを中心に、毎日の食生活に取り込んでいくことをおすすめします。
2.バナジウムサプリメントの服用
バナジウムはサプリメントでも摂取することができます。
バナジウム単体のものはあまり見かけませんが、「マルチミネラル」と表記されているサプリメントにはバナジウムを含むサプリメントが多くあります。
KIRKMAN社のバナジウム100mcg
KIRKMAN社のバナジウム100mcgはバナジウムを100㎍配合しています。(mcg=μg)
このサプリはバナジウム単体のサプリメントとなっています。バナジウムのみを摂取したい方は検討する価値があります。
Source Naturals社のバナジウム&クロミウム
Source Naturals社のバナジウム&クロミウムは、バナジウムを1mg(1000μg)含有しています。
ほかにクロミウムGTFが200μgブレンドされています。このサプリメントはバナジウム含有量はかなり多めだと言えます。
他にも様々なバナジウム配合サプリメントがあるのでいろいろ探してみるのも楽しいですね。
サプリメントでバナジウムを摂取するときは、バナジウムの含有量に注意して過剰摂取しないよう注意しましょう。
3.ミネラルウォーター(ペットボトル)
市販のペットボトルにも、バナジウム入りの天然水が販売されています。
「朝日飲料・おいしい富士山のバナジウム天然水」や、「大塚食品・クリスタルガイザー」などが有名ですね。
近くのコンビニやスーパーで簡単に買うことができるので、気軽にバナジウムを試すことができます。
4.ウォーターサーバー(天然水)
有名なウォーターサーバーは、バナジウム配合の天然水を提供しているメーカーが多いです。
バナジウム入りの天然水を扱う主なメーカーは以下の通りです。
- フレシャス
- コスモウォーター
- プレミアムウォーター
- アクアクララ(一部)
- クリクラミオ
ウォーターサーバーなら、わざわざ水を買いに行かなくてもOKです。
その場でバナジウム入りの水を飲むことができるので、料理や軽い水分補給など、生活の一部に取り入れやすいですね。
バナジウムの摂取に一番おすすめはウォーターサーバー
バナジウムを摂取する方法はいろいろありますが、一番簡単に摂取できるのがウォーターサーバーでしょう。
生活に欠かすことのできない水をバナジウム入りの天然水に変えてしまえば、わざわざ意識しなくても簡単にバナジウムを摂取することができます。
メリット1.飲料水・調理用水として手軽に摂取できるから
ウォーターサーバーなら、毎日の飲用水や調理用水で手軽にバナジウムを摂取することができます。
ウォーターサーバーに使用されている天然水は、バナジウムを始めとするミネラルを多く含んだ日本の軟水です。
軟水は日本食にとても向いていて、野菜を柔らかく煮込んだり、モッチリとした美味しいお米を炊くことができます。
メリット2.利便性が高く生活の質の向上にも役立つから
冷水と温水を簡単に使い分けできるのは、ウォーターサーバーならではのメリット。
バナジウムを摂取するだけなら他の方法でも可能ですが、バナジウムを摂取しつつ、生活の利便性が上がるのは嬉しいですよね。
特に小さなお子さんのいる家庭なら、適温のミルクを簡単に作ることができたり、離乳食の調理へ利用・ジュースの飲み過ぎを防ぐこともできます。
またペットボトルと違ってゴミがかさばらず、場所を取らないのも魅力的。
もちろんウォーターサーバーのお水は宅配なので、重たい買い物もぐんと減りますよ。
メリット3.含有量が適量で過剰摂取のリスクもないから
バナジウムを食事で取り入れるとなると、バナジウム含有量が少なく大変です。かといってサプリメントでの摂取となると、過剰摂取が心配になります。
しかしウォーターサーバーなら1L当たりの平均が「190μg」と控えめなので安心。
一日10L以上飲まなければ問題ありません。
毎日バナジウムを摂取し続けることが大切なので、ウォーターサーバーは一番手軽で最適な摂取方法でしょう。
バナジウム天然水の効果・効能まとめ
- バナジウム天然水はバナジウムというミネラル含有の天然水
- バナジウムの効果は血糖値を下げる・ダイエット・動脈硬化予防
- バナジウムは副作用があるが過剰摂取しなければ問題ない
- バナジウムの摂取方法は食べ物・サプリ・ミネラルウォーター・ウォーターサーバー
- 摂取方法で一番おすすめなのはウォーターサーバー
バナジウムは美容や健康を意識するなら、ぜひ取り入れたいミネラルです。
血糖値を下げたり脂肪燃焼をサポートして、あなたの生活を向上させてくれること間違いなしです。
バナジウムを取り入れる方法は、食べ物やサプリ・ミネラルウオーター・ウォーターサーバーなどの方法がありますが、一番のおすすめはウォーターサーバーです。
生活に欠かせない水を簡単にバナジウム入りの天然水に変えることができ、自分だけでなく、家族みんなの健康や美容をサポートすることができます。
もしウォーターサーバーを検討するなら、バナジウム含有量に注目した「バナジウム天然水のウォーターサーバーランキング」をぜひ参考にしてみてください。

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