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水道の水は危険?衛生面から飲料水を考える

水道水の安全性は?日本の飲み水について徹底調査
水道水の安全性について

「日本の水道水は安全性が高い」なんて言われますが、本当に信じて良いのでしょうか?このページでは、日本における水道水の有害性や安全性について調査した結果を紹介しています。

「赤ちゃん、子供、家族の健康のために毎日飲む水を見直したいと思っている。」
「水道水の安全性に対して漠然とした不安があるけれど、なんだかんだそのままにしてきてしまった」
「浄水器を設置しているけど、それだけで本当に大丈夫なのか不安」

といったお悩みのある方は、ぜひ本記事を読んで問題解決のための具体的なアクションに繋げてみてください。

そもそも日本の水道水ってどんな水?

当たり前のように毎日飲んでいる水道水。そもそも日本の水道水はどんなお水なのでしょうか?

水道水の水源は4つ

日本における水道水の水源の種類は、主に河川水・ダム湖水・湖沼水・地下水です。

水源の約7割がダム湖、河川、湖沼などの陸にある地表水で、残りの3割は砂層などの中に浸透して流れる伏流水(ふくりゅうすい)や地下水(井戸水)などになっています。

水源から汲まれて家庭に届くまでに「水道法第4条」の「水質基準に関する省令」によって決められた水質基準項目、合計51個を満たしている必要があります。

基準の厳しさから、日本の水道水はとても安全だと言われているのです。

水源ごとに処理方法が変わる

たとえば地表水の中でも河川の水は流れがあるため濁っても回復が早く、地下水や伏流水も自然のろ過を得るため水質が安定しやすいです。

一方、ダムや湖水だと流れがほとんどなく一度濁ると、水質の回復が難しくなります。

水源の特徴によって、水道水として生まれ変わるまでの処理方法が以下のように変わってきます。

  • 急速濾過(河川水や湖沼水)
  • 水中の汚れを薬で沈殿させてから、上澄みをゆっくりと砂の層に通して水を浄化する。最後に塩素消毒。
  • 緩速ろ過(水質の変化が少ないキレイな水)
  • 水をゆっくりと砂の層に通し、微生物の力を利用して水を浄化する。最後に塩素消毒。
  • 膜ろ過(濁りが強く藻類・微生物などが含まれる水)
  • 「ろ過膜」を使い、水の濁りや微生物などを取り除く。最後に塩素消毒。
  • 塩素消毒のみ(水質の良い地下水)
  • とくに処理は行わず、塩素消毒だけを行う。


水源の質が高くキレイなお水ほど人工的な工程が省略されて、よりおいしい水道水として届けられます。

加工過程の最後には滅菌を目的とした「塩素消毒」が必須で、家庭に届けられる水道水には残留塩素を含むように決められているのです。

なので、どうしても塩素によるカルキ臭が気になってしまい、「水道水ってなんだか美味しくないよな」と感じてしまう方も少なくありません。

水道水の成分について

水道水には、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウム・ケイ素などのミネラルが含まれています。

水源や地域によって水道水に含まれる成分が変わってきて、水源が地表に近い場合はミネラル成分が少なく、地下水を利用している場合はミネラル成分が多いです。

なかでもカルシウム・ナトリウムの含有量はお水の美味しさを決める硬度に関わり、日本の水道水では水質管理目標設定項目として、おいしさの面から10〜100mg/Lに設定されています。

安全性が低い?水道水が危険と言われる理由とは

水道水の安全性について

ここまで水道水に関して調査した結果、日本における水道水の安全性はしっかりしていて味にまでこだわっていることが分かります。

しかし、以下のような場合、水道水の安全性が危ぶまれることがあるんです。

給水管に問題がある場合に水道水は危険に…!

どんなに安全な水道水が供給されていても、配給の過程に問題があると水道水が汚染されてしまいます。

たとえばマンションやアパートの場合、貯水槽に一旦浄化水を貯めてから給水されるケースがほとんど。

貯水槽に万が一汚染や破損があると、水質基準に問題のある水道水が供給されてしまう可能性があります。

また、古いご家庭の場合、給水管内部の老朽化で錆びていて、水道水がさびついたようなにおいや赤濁って蛇口から出てくることも。

蛇口部分の衛生面も、水道水の安全性を下げてしまう原因になります。

水道水の中に汚染物質が検出される場合がある

日本の水道水の中に含まれていると懸念されている汚染物質には次のものがあります。

1:有機フッ素化合物の1つ「PFOA」

焦げにくいフライパンや、水をはじく服・靴などの身近なものなどに一昔前まで使われていた物質です。

人体に与える毒性が明らかになったことから国際条約で製造、使用が原則禁止になっています。

似たものに「PFOS」がありますが、沖縄では米国の水道水暫定基準を大幅に超えた「PFOS」が検出され、沖縄県民の半分の70万人に水道水が給水されていたという事実が発覚しました。

神奈川県の引地川や千葉県の用水路でも基準を大きく上回る数値が確認され、全国的に汚染物質が含まれる可能性があることを示唆しています。(出典:東京・多摩の水道で高濃度有害物質 井戸のくみ上げ停止)

水道水には、対策されていない有害物質が含まれる可能性もあることを忘れてはいけません。

2:放射性物質(放射性ヨウ素・放射性セシウム)

水道水に含まれる放射性物質については、原子力発電所の事故を受け、厚生労働省により「放射性セシウム:10Bg/kg(セシウム134及び137の合計)とする」と水道水の目標ガイドラインが改められました。

放射能物質の安全基準をしっかりとクリアした水道水が供給されていますが、完全には除去されていないため、安全性について心配する方も少なくありません。

3:トリハロメタン(クロロホルムもトリハロメタンの一種)

トリハロメタンは、水道水を作る過程で必須になる塩素処理により発生することが指摘されています。

発ガン性のほか、中枢機能低下、肝臓毒性、催奇形性を引き起こすとされる物質です。

WHO(世界保健機構)が定める飲み水の安全基準値は、1ℓ当たり0.2㎎ですが、日本ではさらに厳しく1ℓ当たり0.06㎎の基準を設けています。

日本の水道水に含まれるトリハロメタンはごく少量で、健康上問題を引き起こすことはないと言われています。

とはいっても、水道水に少量含まれる可能性は事実なので、安全性が心配という方もいますよね。

どうしても気になる方は、水道水を煮沸すれば、トリハロメタンをほぼ消滅させることができます。

煮沸直後にはトリハロメタン濃度が一時的に増加し、3分以上の煮沸で濃度が半減し、10分の沸騰でほとんど消滅します。

塩素殺菌が危険?

水道水の供給過程で必須になる塩素消毒・殺菌に関して、東京水道局は塩素殺菌に関わる安全性について次のようにコメントしています。
塩素は水道水を消毒するために入れるものです。病原菌等に対しては消毒効果がありますが、人に対しては影響はありません。(出典:東京水道局)


塩素殺菌の安全性に関して東京水道局が言ってることは、信頼できるものなのでしょうか。

WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインによると、塩素のガイドライン値は5mg/Lとされています。

WHOの定める水質基準
飲料水中の塩素については、5mg/Lを大幅に下回る濃度でも多くの人がその臭味を感知でき、濃度がわずか0.3mg/Lでも感知できる人がいる。塩素の味閾値は健康に基づくガイドライン値5mg/L以下である。(出典:WHO 「飲料水水質ガイドライン」)


このガイドラインの値は、生涯にわたり水を飲んでも人の健康に影響が生じない濃度を表すもの。厚生労働省が定める水質基準は以下の通りです。

厚生労働省の定める水質基準
日本の水道水の残留塩素は、厚生労働省により目標値1mg/L以下に設定されています。(出典:厚生労働省「水道水質基準について」)


日本の水道水の残留塩素は、WHOが安全な飲み水として規定している塩素5㎎/1L以下である、1mg/L以下に設定されています。このことから、日本の水道水は世界的にもても安全性が高いということがわかります。

赤ちゃんには危険?

結論から言うと、赤ちゃんに水道水をそのまま与えるのはおすすめできません

殺菌目的で使われる残留塩素の量は微量ですが、消化器官がしっかりとしていない赤ちゃんには負担となり下痢を起こしてしまうこともあります。

上記でご紹介した水道水に微量に含まれる「トリハロメタン」もまた、赤ちゃんの体に蓄積させたくない有害物質です。

トリハロメタンを除去するには10分以上の煮沸が必要になりますが、粉ミルク作りの際にいちいちお湯を沸かすというのも大変ですよね…。

赤ちゃんのミルクに水道水を使うのは、現実的に向かないと考えられます。

水道水に少しでも不安があるならば、そんな今こそ赤ちゃん・小さいお子さんにも安全なお水を検討してみてください。大切な家族に何かあってからでは、後悔してからでは遅すぎますからね…!

飲み水の安全性が不安!そんな時はどうすべき?

日本の水道水は世界的にみても、味・見た目・安全性にこだわりを持って作られていて、かなりハイスペック!

ですが、水道水に微量に含まれる有害・汚染物質・残留塩素など、やはり安全性で心配な部分も…。

そんな時にどう対処すればよいのか、対処法をまとめてみました。

浄水器を付ける

浄水器は塩素が水道水に含まれるカルキ臭や、トリハロメタンという発がん性物質などの不純物のほとんどを取り除き、製品によっては 99%の不純物の除去ができます。

メリット デメリット
・水道水に含まれる不純物を取り除くことができる
・カルキ臭や水道管の臭いを除去した美味しいお水が水道水から作れる
・ミネラルウォーターを購入したり、ウォーターサーバーを設置したりするよりも安い
・浄水器を通した水は日持ちしない
・浄水器フィルターは消耗品
・衛生面・安全性から時間を空けて利用する場合は捨て水も必要
・浄化した水は菌が発生しやすく、ため置き・災害用の水として使えない

ミネラルウォーターを購入する

ミネラルウォーターも水道水も成分構造でとても似ています。

違いの1つ目は、味の美味しさです。法の違いで水道水には残留塩素が必須ですが、ミネラルウォーターを販売するにあたり塩素を含める必要はありません。そのため、ミネラルウォーターの方が美味しいと感じる方が多いです。

違いの2つ目は安全面の法基準です。

ミネラルウォーターでは製造過程で殺菌・除菌を行うか行わないかにより14~39の製造過程上の検査項目があり、水道水では51もの検査項目があります。実のところ、水道水の方がミネラルウォーターよりも検査基準が厳しいんですね。

だからといって、ミネラルウォーターが水道水に比べて安全性で劣るとはいえません。ほとんどのミネラルウォーターの販売会社は、独自の品質基準を設け、水道水質基準以上の検査をしています。

ミネラルウォーターを購入する際には、どんな検査をしているのか公開している会社から購入すると安心です。

メリット デメリット
・水道水よりもおいしい
・「マグネシウム」「ナトリウム」「カリウム」の4種類が商品によってさまざまで、健康・美容など目的に合わせて選べる。
・水道水に比べると料金が高い
・ペットボトルで購入して、家まで運ぶのが大変
・保管する場合、場所を取る
詳しくは水道水とミネラルウォーターの違いについて解説しているページをご覧ください。

ウォーターサーバーを契約する

ウォーターサーバーは利便性が抜群

美味しさ・安全性・利便性のどれも追及したい方には、ウォーターサーバーが人気です。メーカーによって取り扱う水は違いますが、天然水・限りなく純粋に近いRO水から選択できます。

不純物や有害物質の心配のないお水・お湯がすぐに使えるので利便性が抜群です!

メリット デメリット
・殺菌・浄化済みの冷水・お湯がすぐに使える
・水道水以上に安全性がしっかりしているし衛生的
・お水が配送されるから家まで運ぶ必要がない
・赤ちゃんのミルク作りや、ペットの飲み水にしても最適
・水道水や浄水器に比べると値段が高い
・1か月の最小注文ℓが決まっているケースがあり、飲みきれない場合に困る
・置き場所がかさばる場合もある

まとめ

日本の水道水は世界的にみても安全性が高く、蛇口から出した水をそのまま飲んでも大丈夫なくらいです。

ですが、有害・汚染物質・健康上気になる成分が微量に配合されているのも事実で、特に赤ちゃんがいるご家庭では、安全面が少し心配にもなります…。

また、古いお家だったり配給管が老朽化して水道水が悪影響を受けたり、マンションやアパートの貯水槽にたまった水が劣化したりなんてことも。

「少しお金を払っても安心を手に入れたい。」そうお考えなら、赤ちゃんもそのまま飲めるウォーターサーバーの水を検討してはいかがでしょうか。

お湯とお水が簡単に出るだけでなく、災害時の貯蔵用の水としても活躍しますし、何よりウォーターサーバーがあると、思っているよりもこれまでの生活をより豊かにしてくれますよ。

お料理の味がワンランクアップしたり、水を飲む量が増えて健康的になったり…ウォーターサーバーがある生活がどんなものか、より詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

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